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打ち合わせが始まってしばらくは黙って真剣に話を聞いていた手越だか、いつしか集中がきれたらしく、回る椅子を小刻みに左右に動かし始めた。
こいつが打ち合わせのような堅苦しい空気が苦手なのはわかってる。今日もきっとこうなるだろうとは思っていたし。でも、ここでは甘やかせられない。耐えてくれと願うしかない。
｢ふぅ…｣
ぶっ通しで2時間。やっと終わった。手越が短く深く息を吐く。偉いな頑張った、そう言ってやりたいけれどまだ我慢。
｢手越、採寸｣
と耳元で小さく言う。
｢あ！そうだそうだ！増田さ〜ん！｣
増田だったっけ。ほんとこいつは…物覚えがいい。人の名前をすぐに覚えられるってかなりの長所だと思う。俺には無理だ。
｢俺は車の手配してき…｢いて？｣
｢ね？いてシゲ｣
｢……わかりました｣
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｢手越さんって俺の一個下なんですね｣
増田さんは立っているだけの手越の周りをクルクル回ってサイズをはかりながら喋りかけている。手越が暇にならないようにと気をつかっているのだろうか。だとしたら、そうでないとしても、そう行為は正解だ。究極に飽きっぽい手越には会話は必要不可欠。
｢そう…なんですか？｣
｢はい、俺28なんで｣
｢え…！見えない！！ぁ、見えないです｣
｢ふふっ。よく言われます。
…あの、よければタメ語にしませんか？｣
｢え！いや…俺は。その、増田さんは全然タメ語で話してもらっていいので｣
｢ううん、ヤダ｣
ヤダって笑。
手越が圧倒されてる気がする。
増田って…いやいや、増田さんって割と積極的なんだな。
｢じゃあ、はい。わかりました。俺もタメ語で｣
｢うん。ねえ、手越って呼んでいい？｣
｢え？あぁ。いいですよ｣
｢……タメ語｣
｢あ！い、いよ？｣
｢ふふふ。俺の事はまっすーでいいから｣
・・・まっす〜？？？？
｢へ？｣
いやわかる。手越の気持ちはわかる。増田の増でまっすーなのもわかるけど、今は手越の気持ちに共感したい。顔だけじゃない、精神年齢も俺たち…俺よりは確実に若いなっと思った。
｢ん？なんか変？｣
｢いや…全く｣
手越がわかりやすく動揺してる。
ははっ。なんかおもしろ。
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⚠年齢変えてます
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ここ(プロフ) - kmf2kkrtmmさん» お久しぶりです！こういうお話も一度は書いてみたくて…もちろん、手越くん受けで(/ω＼)初の試みですが気に入ってくださると嬉しいです。更新速度上げて頑張ります！ありがとうございます (2018年10月23日 2時) (
レス) id: fa305bfed1 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - ここさん、おはようございます〜。こちらの新作もいいですね〜。友情の延長戦…か〜。どうやってくっつくのか楽しみです〜♪テゴマス、好き〜。でも、ＣＰは手越くんの受けが好みよ〜( *´艸｀)受験、終わったのね。お疲れ様。ゆっくり休みつつ更新、待ってます♪ (2018年10月18日 10時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ | 作成日時：2018年10月17日 22時
