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「だって…一番大変な時、彼女いたんやもん」
「えっ?」
「しんちゃん、彼女いたやんっ。そんな時に言えるわけ…」
膝を抱えて下を向いたAの前の空のビールグラスが目について、冷蔵庫に向かった。
はぁ…。あれはちゃうやん
あれはやな、若気の至り言うか…。
ツレ同士で童貞捨てたんかって話になって、周りが当たり前に捨てとる中で…。
Aとなんか付き合うことすら無理やろって諦めとったし、なんかAがそん時ヨコとも仲良なっとったし…。
そんな時たまたま結構美人な子に告白されて。周りにめっちゃ羨ましがられて後押しされて。焦りもあったし何かその気になってもーて付き合った。
せやけど、結局そいつとはできんかったんや。
Aのことがチラついて。
ビールを二缶持って戻って、プルタブを開けた。注いでる間も下向いて黙ってもーて、気まずい。
「それは…ちゃうやん。いや、彼女はおったけど…」
酔ってんのか、もしかしたら泣かしてもーたんか、膝を抱えたAの耳が真っ赤で。
…何でやったっけ。
今日、何のために会ぉたんやったっけ。
テーブルに並ぶ、Aが買ってきてくれた食いきれへん料理とか、
ちーが今抱いて寝とる、今日持って来てくれたおもちゃとか、
たまたまかもしれんけど、綺麗に塗られとるマニキュアとか。
Aも楽しみにしてくれとったって、
さっきからずっと分かっとったのに。
何でこんなことなってもーたん…。
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永遠∞ - こんな時だからこそ。このお話のすばるくんとヒナちゃんの関係性に心揺さぶられます。 (2018年4月20日 18時) (レス) id: 16d1fabbe0 (このIDを非表示/違反報告)
よっこ(プロフ) - ここに目を通してくれるか分かりませんが…。スラムダンクの話でめちゃくちゃテンションが上がったので伝えたくて!もっと早くこの作品を知って、ゆきさんとお話してみたかったです。続きも楽しく読ませていただいています。 (2017年8月6日 21時) (レス) id: d6b760c8d1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるひな∞ - たまたま見つけて読み始めました。本当に面白いです!もっとひなちゃんの話を書いて欲しいです!いつまでも待ってますので、よろしくお願いします!メンバーの中を覗き見してる感じも好きです!! (2017年6月1日 0時) (レス) id: cff67dce23 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - あの、とても失礼なのは承知の上で書きますが、、誰が何を言っているのか、何をしたのかが分からない所があるのでそこを分かるようにしてもらいたいです。いきなりすみません。 (2017年5月27日 20時) (レス) id: ac8595cf1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ruruさん» はじめまして!コメントありがとうございます^ ^彼はバスケ男子なので、敢えて湘北から選ばず仙道推しにしてみました!ハートつかめましたか〜っ。仙道にして良かった笑。これからも暇つぶしに読んでもらえたら嬉しいです!ありがとうございます^ ^ (2016年5月3日 20時) (レス) id: 7ef4c58c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆ き | 作成日時:2016年3月30日 22時