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第69話 ページ30

冴島 side






みんなと一緒にいる時はいつも通りだが、一人になると豹変して過剰に自分を責めるAちゃんに藍沢先生は疑いを持ったのだろう…


まさかAちゃんがそんなだったとは…全然気付かなかった









冴島「藍沢先生、この事、藤川先生達には…」


藍沢「まだ言っていない。Aと一番身近にいる冴島は気付いているかと思っていたが…」


冴島「あ……すみません」


藍沢「俺はお前も責めてない。だが、冴島にとってAは大切な存在なんだろ?」


冴島「はい」


藍沢「だったら、俺よりも冴島の方がAを助ける方法をよく知っていると思う」


冴島「助ける方法?」


藍沢「そうだ。もしあのままだと、次第にエスカレートして自分を傷つけるかもしれない…。
それだけは絶対に避けたい」


冴島「そう…ですね」


藍沢「俺にはAを助ける方法は分からない。それに精神外科でもないから俺は何をしたらいいか全く分からない

でも冴島はAの事を一番に思って、Aの事を一番に知っている。だから冴島はAを助けられるかもしれない」


冴島「私が…Aちゃんを…」


藍沢「そうだ」


冴島「でも…私にも分かりません。一体どうしたら…」


藍沢「それは冴島が考えろ」


冴島「は?」


藍沢「偉そうですまないが、こればっかりは
俺には分からない。だから冴島、お前がAを助けろ。お前なら絶対にAを助けられる」


冴島「…藍沢先生」


藍沢「俺にできることがあれば言え。」


冴島「はい、ありがとうございます」









藍沢先生はそそくさと部屋から出て行った


残された私は、今自分にできる事はなんだろうと考えた


私はこれまでたくさんの患者を助けた


もちろん、本当は藍沢先生達、ドクターが助けたが、私だってフライトナースとしてドクターのサポートをした


私がいたから助かった患者がいる


だけど…


今回の患者の助け方は分からない


手術でもない、薬でもない


助け方が分からない


こんな難しいのは初めてだ


だけど…









冴島「絶対、治す!」









Aちゃんの心からの笑顔が見たい


Aちゃんが傷つく姿なんか見たくない


私が、私がAちゃんを助ける!

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菜花 - はじめまして!更新待ってます! (2018年4月29日 23時) (レス) id: 137d679276 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ゆっくりでいいですよバカじゃありませんよ 体に気をつけて続きを書いてくれたら嬉しいです (2018年3月15日 17時) (レス) id: 19e3b76046 (このIDを非表示/違反報告)
yamamoto(プロフ) - 調べてみたら東京都は65点満点って出てきましたね〜あってるかは分かりませんが…5教科の点数+サブ教科の点数×2らしいです!あってるかは…分かりませんが…お力になれずすみません( ´>ω<)人 (2017年12月20日 18時) (レス) id: 6adcff9b2f (このIDを非表示/違反報告)
灯火花道(プロフ) - yamamotoさん» なるほど。結構な高得点でいらっしゃいますね!(羨ましい〜)さて、東京都は何点満点中なのだろうか…(震え) (2017年12月20日 17時) (レス) id: 9d8469fa19 (このIDを非表示/違反報告)
yamamoto(プロフ) - 私の県は135点満点(9教科×5を3年分)でしたよ〜。99点でしたw (2017年12月20日 17時) (レス) id: 6adcff9b2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:灯火花道 | 作成日時:2017年8月15日 22時

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