ヤバ恋【S.S】 (ページ23)

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雨▽10月16日ページ23

『あーあ、雨ってやだな～。』

翔「んー？なんで？」

『湿気で髪の毛が大変だし、濡れちゃうし、寒いし、化粧もねー、』

翔「そう？」

『翔くんは好き？』

翔「俺？んー。まあね。好きっちゃ好きだよ。」

『変なのー。それに雨って匂いでわかるもん。』

翔「あー、たしかにな。」

『でしょ？嫌なことばっか』

翔「そう？」

『翔くんはそう思わないだろうけどさー、雨好きだし』

翔「(笑)悪いことばっかじゃないよ？」

『え？』

翔「雨って確に色々大変だけどさ」

『うん。』

翔「例えばね？」

『うん』

翔「普段、返送してもバレるけど傘でバレないでしょ？」

『うん』

翔「だから、普段は車だけど、堂々と歩けるわけ」

『まあ、バレないしね？』

翔「そう。Aと傘さして歩ける」

『まあ、でもさ、』

翔「それに！」

『ん？』

翔「相合傘すれば、寒くて冷たくなったAの手も繋いであたためてあげれるし、」

『ん』

翔「濡れないようにくっつくことも出来る。それに、雨上がったら虹見れるだろ？七色の。Aとさ、見たいんだ」

『(笑)翔くんは歯がゆい言葉ばっかり言ってる』

(恥ずかしいけど、普段できないことをAと出来るってなったらうれしいから)

(雨も………悪くないかも？)