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安心する ページ8

「「「キャーーーーーー!!!!」」」







全身で浴びる大歓声

何度体験しても慣れない








 
ー早く辞めろー


ー消えろー









例えそれが私に向けられた
歓声じゃなかったとしても









目黒「Aー?」









私服に着替えた蓮

心配そうな顔で私の顔を覗き込む









目黒「どうした?」









「ん?何でもないよ?
着替えてくるー」









自分でも驚くほど下手な言い訳

私服に着替えながら
頭の中はさっきのステージのことでいっぱい









「はぁ、」

深澤「大きいため息だなあ(笑)」









どうやら他のメンバーは
先に車に向かったようで
楽屋に残っているのはふっかだけだった






歩き出す背中を追い掛ける









「ふっかあのさ、」

深澤「んー?」









振り返った彼の優しい表情に
怖気付いた私は









「なんでもなーい!」

深澤「なんだよ!(笑)」









結局何も言えなかった









「はぁ、、、」









帰宅後、1番乗りしたお風呂を終え
屋上に上がる


夜風が頬を撫でる









「はぁ、」









ため息が止まらない理由は明白

いい加減慣れたつもりだったのに

1人の時はファンの人たちと
直接対面することは少なかった

だから直接言われることもなかった









「まだまだかなぁ〜、」









SnowManになって
滝沢歌舞伎を任されて
合同、単独コンサートに
サマパラも決まって
『認められたかも』なんて。









「まだまだだなあー、」

岩本「何がまだまだ?」









振り返るとタオルを掛けた照くん









「んー。」

岩本「ふっかが気にしてたよ、

うちわのこと」









いつの間にか隣から聞こえる声









「やっぱふっかは気付いてたかぁ」

岩本「俺も気付いてた。たぶん他も
ステージ上にいたやつは全員見えてるよ


あんなの気にすんなよ」









照くんの大きな手が頭に乗って
優しい声が降ってくる


不思議とそれだけで安心する









「ひーくんありがと、」

岩本「なんだよ、急に(笑)

ほらもう戻るよ」









照くんに続いてリビングに戻る









ラウ「Aちゃーん!」









やっと帰って来た!なんて
私の首に巻きついてくるラウール







「あのね、あのね」なんて
一生懸命な姿に癒されて。









やるしかない。

そう思えた

色気とは→←体調不良



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miiiii(プロフ) - まり姉さん» ご指摘ありがとうございます!訂正致しました! (2020年11月25日 8時) (レス) id: b8d949a368 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - おめでとのとこで、一番最初の「僕たちから皆さんに〜」って言うとこがふっかさんになってますが、実際はSixTONESのジェシーが言ってますよ?? (2020年11月20日 15時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月12日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miiiii | 作成日時:2020年10月3日 9時

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