雪どけの朝 2

最後の手紙 ページ3

「ジャニーさんへ

今日の朝、マネージャーさんから
ここで私が手紙を読むことを
教えてもらったの。

何を書こうか、ずっと考えてたんだけど
全然思い浮かばなくて。

だからほら、もらった紙は白紙のままです。
でも、ここに立って、
ジャニーさんを目の前にしたら
不思議なくらいにスラスラと話せてる。

だから少しこのまま話すね。



私、ジャニーさんと一緒にいた時間
ランキングだったら堂々の第一位だと思う。

そのくらいジャニーさんは
私と一緒にいてくれたよね。



仕事忙しい時も
一緒にご飯食べてくれて
落ち込んだ時は
何も言わず、そばにいてくれて。

上京組だった私にとって
ジャニーさんは親代わりだった。



困った時はすぐにジャニーさん。



そんな私にジャニーさんは
いつでも優しかった。


昔、どこかのスタッフさんに
「なんで女なのにジャニーズ」と言われた時
「性別すらも超える魅力が
Aにあったから」だと言ってくれたこと
すごく嬉しかったし、自信になった



『メンバー』って呼べる
仲間をくれたこともありがとう。

ずっとひとりだったけど
今では頼れるお兄ちゃんに
可愛い弟達まで出来て、
毎日が本当に楽しいんだよ。


ジャニーさんが私にくれたものは
お金じゃ買えないものばかりで
全部私の力になってるよ。


ジャニーさんが聞いてたら
「YOU長いよ！」って怒られそうだから
そろそろ止めます。



ジャニーさんに伝えたいことは
まだまだあるけど
それはまた会えた時に話そうと思う。



ジャニーさん、
私をジャニーズにしてくれてありがとう。

今日まで育ててくれてありがとう。

信じてくれてありがとう。


ジャニーさん、だいすき。

またね！







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