鬱ですぅ ページ7
｢Yes、仰せのままに｣
さて運ぶか〜
あっ
｢A国王陛下…お聞きしてもよろしいでしょうか｣
『…ん』
Aは頷いた
｢姫抱きとおんぶどっちがいいですか｣
『…』
めちゃくちゃしかめっ面された
ﾁｭﾒﾀｲ
大事なことやん？
『姫抱き…？は分からんがそっちのが体制楽そう』
あ、答えてくれるのね？！
｢ではA国王陛下。失礼します｣
『…？前から抱くのか？』
｢えぇまぁはい。失礼｣
『！？』
っせ
｢問題はありませんかA国王陛下｣
『…。な、ない。いや、まてある』
デスヨネー！
『いや、ま、まぁいい…え、いや、いいのか？』
坊っちゃん混乱してるで
どうしよう
勝手に動いたら色々言われるやろしなぁ
『まぁ良いか、鬱、落としてくれるなよ
…本はないのか？』
落としたら死刑かな！(gkbr)
手持ち無沙汰になればすぐに文字を読もうとする
本の虫め〜
｢残念ながらここには。
すぐ向かいますのでそのままでお待ちくださいませ｣
『ん。』
ニコッと仮面を貼り付けて笑い、Aをみる
王子。
いや、
国王陛下は
1つ頷いて腕を組み、目を閉じてしまった
どうやら自分の世界へいってしまったようだ
さて機嫌を損ねないうちに急いでいこう
話し声は少しずつ聞こえていたが
まさか殴られているとは
そしてその後に大臣の方が死ぬことになるとは
抱き上げる際に耳に触れ、
インカムからその全貌を知った
｢少し揺れますよ｣
『…』
一応そう一声かけるが返事は貰えなかった
走れー
走れ〜
俺〜たち〜
なんつって
｢え？鬱さん？
何してはるんですかこんな所で走って｣
揺らし過ぎないように気をつけて走っていると
エーミールに会った
｢なんやエーミールか
今、医務室に国王陛下をお運びしてる途中ですぅ〜｣
｢…！！っ…！あ、王子！
いや国王陛下の御前とは知らず…！｣
そう言ってエーミールが慌てて膝をついた
｢｢…｣｣
医務室への道をまた進み出した
『…鬱』
｢はいここに｣
『止まるな聞け』
｢はっ｣
『先程聞こえたエーミールとは…』
えぇ？！あんたの教育係やで？！
｢え、えっと…その見られましたか？｣
姿は覚えてへんか！？
『今、目を休めている』
｢あっはい｣
アイツが1番長いこと居るのに覚えられてないとは…
｢よく部屋に来ていた教育係の片方になります
覚えはございませんか？｣
『む、見れば分かる』
つまりは今は見る気もないと…
さて
｢着きましたよ陛下｣
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グラ - 折角出会えたのになぜ…更新を願う今日この頃 (3月26日 1時) (
レス) @page32 id: 35655b53f5 (このIDを非表示/違反報告)
柚子の子(プロフ) - まじでずっと更新待ってました。ありがとうございます。この作品大好きです (6月21日 0時) (レス) id: 6d1c390153 (このIDを非表示/違反報告)
いかずち∀(プロフ) - ミミネコさん» コメントありがとうございます！少年少女とd！の皆様がきっと性癖なんだなって最近気づきました(笑)これからも絶対に好きになる文章を書くので楽しみにしててください！ (2021年9月12日 1時) (レス) id: f8745662d3 (このIDを非表示/違反報告)
いかずち∀(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！めちゃくちゃ励みになります！ (2021年9月12日 1時) (レス) id: f8745662d3 (このIDを非表示/違反報告)
いかずち∀(プロフ) - すこさん» コメントありがとうございます！文章よ！降ってこい！と祈りながら完結目指したいと思っております！絶対に良い！と言わせてみせるので！！これからも応援よろしくお願いします！ (2021年9月12日 1時) (レス) id: f8745662d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いかずち∀ | 作成日時：2019年9月10日 19時
