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【深澤サイド】
ﾄﾞﾝｯ
深「あなたっ！」
しまった、
あの時、無理にでも止めておけば…
話は数十分前まで遡る。
*
いつも通りスタジオに向かい楽屋に入ると
深「あなた？」
あなたが寝ていた。
俺の声であなたが目を覚ます
心なしか、顔色が悪い気がする
深「あなた、体調でも悪い？」
少し間を置いて返事が返ってきた。
『そんなことないよ！めっちゃ元気！』
…嘘だ。
コイツは俺をナメているのか。
何年一緒にいると思ってんだよ。
あなたは頑固だから、きっと俺が止めてもレッスンに参加するだろう。
今日は出来るだけ目を離さないようにしないとな。
*
そう思っていたのだが…
深「あなたっ、おい！」
倒れたあなたは、お腹を抑えている
もしかして…あなた、アレなんじゃ…
深「っ…佐久間、温かい飲み物買って来て！目黒は毛布持って来て、出来るだけ早く！照、あなた運べる？」
佐「っ、りょうかい！」
目「分かりました！」
岩「分かった、」
照にあなたを楽屋まで運んでもらって寝かせる
佐久間と目黒もすぐに動いてくれて、他のメンバーも心配そうに付き添ってくれる
ソファーにあなたを寝かせてしばらくした頃、あなたの目が開いた
『あ、れ？私…』
ラ「あなたちゃん、ダンスの途中で倒れちゃったんだよ」
最年少の言葉で、全てを思い出したらしい
本人はきっと、俺たちに迷惑をかけたとでも思っているのだろう
『本当に、ごめんなさい…』
と、震えた声で謝ってくる
だけど…
深「大丈夫、迷惑なんかじゃないから。」
『へ？』
そう、迷惑なわけない。
深「全然迷惑じゃないからさ、謝るなって。」
そう言えば、あなたの瞳を水の膜が覆っていく。
『ｸﾞｽｯ…ありがと』
舘「ほらほら、泣かないの。」
阿「今は寝てな？」
向「そやな。今はあなたの体調が一番やから！」
渡「大丈夫か？寒くないか？」
ほら、あの翔太が心配してるよ？
ラ「あなたちゃん、ココアあるよ！」
目「毛布もっといる？」
岩「目黒、それは多すぎ」
佐「あ、あなた寝ちゃった。」
気付けば眠ってしまった俺たちのお姫様
気持ちよさそうに眠るその頬には、涙が一筋流れていた
俺はその涙を、指で拭う
おやすみ、あなた。
･････････････
綺音様からのリクエストでした！
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ルな(プロフ) - もうホント最高です ✨ これをまさに「神小説」って言うんですね !! 勉強になります !! (2022年8月21日 19時) (
レス) @page26 id: 0c9a247f04 (このIDを非表示/違反報告)
みもざ(プロフ) - まり姉さん» ご指摘ありがとうございます…！直しておきますね！ (2021年3月21日 12時) (レス) id: b60d6b4dfb (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - ページ6最後のとこの阿部ちゃんの部が倍になってます (2021年3月12日 20時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
みもざ(プロフ) - 綺音さん» す、すみません！確かに、そちらの方が書きやすいかもですね…移行先で書かせて頂きます！本っっっ当に申し訳ございません！ (2021年2月5日 7時) (レス) id: b60d6b4dfb (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 出来れば個人個人、恋人設定で書いて欲しかったのですが...我儘ですみませんっ！ (2021年2月5日 5時) (レス) id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みもざ | 作成日時：2020年11月22日 9時
