【忍たま】 雪月風花

４８話　話し合い ページ49

A「で、何の用だ」


流星「Ｉ８５１２を処分します」


A「ざけんな！！」


流星「貴方たちは生かされてるのです。そのことを忘れないように」


ざけんな


クソ眼鏡が


石頭が・・・


A「テメーら如きがこの私に勝てると思ってんのか！」


流星「確かにＲ７１２は最強です。ですが、失敗作です」


A「言ってくれますね。ですが私だって組織の裏事情を握ってるんですよ」


流星「何？」


ずっと不思議に思っていたこと


色々考えて思った


A「美桜の両親は生きている」


流星「どこでその情報を」


A「あの時、美桜の両親は美桜の目の前で殺された・・・はずだった」


詳しい話は知らない


それでも確証はある


A「誰が殺したのかは知らない。でも、もし・・・私と同じように時空間を渡ったとしたら」


流星「・・・貴女は賢く聡明だ。だが、それが命取りになる」


戦闘は避けられそうにない


A「私はさ、美桜が幸せならそれでいい」


あの子にとって幸せなのは何か分からない


それでも実の両親が生きているのであれば会わせてあげたい


A「流星副隊長、私にはするべき事が出来ました。それが終われば組織に戻ります」


流星「・・・それを信じろと？」


A「はい」


流星「組織に戻ってきても貴女に待ち受ける死は変わらない」


A「分かってます」

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