【忍たま】 雪月風花

４４話　買い出し ページ45

流星「Ｒ７１２は生け捕りします」


虹太「Ｉ８５１２はどうするんです！？」


流星「落ち着きなさい。貴方らしくありませんよ」


虹太「・・・・はい」


流星「Ｉ８５１２はＲ７１２が庇い立てするから生きているだけです。アレに命などありません」


虹太「・・・」


流星「そんなにＲ７１２に惚れてるのですか？」


虹太「俺は！・・・・いえ、何もありません」


流星「いい判断です」









A「お断りします」


男１「そんなこと言わないで俺らと遊ぼうよ」


男２「なんでも買ってあげるからさ」


鬱陶しい


何で街に来てナンパされないといけないんだ


A「こう見えて私、子連れなんで」


男２「チッ。行くぞ」


男１「あぁ」


かなりご立腹だが私を独り身だと思った方が悪い


食満「他に買うのものはありますか？」


A「ありがと。大丈夫」


必要なものの買い出しです


シャー芯とかって消耗品を使うのは何か嫌だから、筆を買いに来た


そのついでに物売り


大量に作った虫かごと笠


そこそこいい値段で売れたらしい


美桜「・・・・・」


A「どうした？」


美桜「・・・あそこ」


・・・・・虹太先輩


A「すみませんが美桜のこと少しの間見ていてもらえませんか？」


食満「わかりました」


食満君に美桜を預けて虹太先輩が居た裏路地に向かった


A「虹太先輩」


虹太「・・・・・久しぶり」


A「お久しぶりです」


辺りの気配を探るが、虹太先輩一人で行動しているようだ


何のために？


虹太「流星副隊長はＩ８５１２を処分する考えだ」


A「私が許しません」


虹太「・・・知っている」


A「他に何かようですか？」


虹太「あぁ。・・・ルナ・・・・・気をつけろ」


A「その呼び方はやめてください。今の私には名前があるので」


虹太「そうか」

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