【忍たま】 雪月風花

４２話　駒 ページ43

A「しばらく寝かしておいたら大丈夫」


全員の治療が終わり、一息つく


伊作「どれくらいで目を覚ましますか？」


A「遅くても明け方」


今は１２時くらい


早い人なら、２時くらいには起きる


起きたら簡単な問診をして、体調チェック


A「・・・・・・・」


伊作「Aさん？」


A「んー？」


伊作「何か考え事ですか？」


A「一応」


美桜がちゃんと寝ているか気になる


それに、お腹の子の存在がバレたのが一番の問題だ


A「さっき聞いたことは全て忘れてください」


伊作「・・・それは無理です。妊婦相手に手荒な事はしないはずです」


私が自ら望んだ子ではない


それでも、私の子だ


私の血を引いている、その事に変わりない


A「妊娠初期は流産する可能性があります。妊娠初期の12週未満に起こることが多く、この時期の流産は胎児側に染色体異常などの原因があると言われています」


伊作「・・・産みたくなにのですか？」


A「この子の生きる力に任せる」


流れてしまったのら、そこまでの子だったてこと


組織の中で生まれた子の運命は私が一番知っている


しょせん私も使い捨ての駒


Ｒとしての生まれた珍しい存在なだけ

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