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いち ページ2
ピピピ、と目覚まし時計の音が聴こえる。
ベットから起き上がり、真っ先に思い浮かんだ君の顔。
「今日も、話せるかな……」
そんな期待を胸に、洗面所へと向かう。
そして、思いきって前髪を切ってみた。
なかなか良い出来だと思う。
家を出て、空を見上げる。
「気付いてくれるかな…」
「どうしたの?」
わっ、と声を出してしまい、なにw、と笑ったのは善逸。
ひとつ年上だけど、家が近い上、学校もずっと同じ。
「まだコクってないの?」
「善逸の速さは宛にならないよ!」
「ひどっ」
いつものように、そんな会話を交わしながら学校に向かう。
そういえば、と善逸が話を変える。
「前髪切ったんだ」
「……最初に気づいてくれるの、炭治郎が良かった……」
ボソッと呟いてみるも、
「ん?」
と黒い笑み付きで返されたのでもう言わない。
でも、それだけ好きなの……
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作者名:雪切 | 作成日時:2020年10月27日 19時