巴日和の妹ですが瀬名泉の妹です...？2

17_侵略、制覇 ページ23

Aside

A｢茨くん！なぎ先輩も！


こんばんは。…どうしてこちらに？｣



七種｢いやぁ、殿下からお電話をいただきましてね！

なんでも、Aを無事に家まで送り届けよとのこと！！


それで参上いたしたまでです！敬礼〜☆｣



乱｢…久しぶり、A。夢ノ咲に来てたんだね。｣




あれ？そういえば後ろの夢ノ咲組がなんだか静かに…？


七種｢おやおやぁ〜？皆様はAのご学友ですかな？


ま、なんでもいいですが。


さ、姫君、行きましょうか｣



い、茨くんの圧が…。それにしても、｢外に待たしてる｣って言ってらしたのって、Adamのお2人だったんだ…。


1人は寂しかったけど、なぎ先輩と茨くんが来てくれて良かった。いい日和！


瀬名｢はぁ？急に出てきてなんなわけぇ？

ていうかあんた、誰。あ、乱は知ってる。｣


月永｢わはは！お前、本物の宇宙人だな！！


うっちゅ〜☆｣


朱桜｢leader、少し静かにしていてください。｣

明星｢Aを連れていこうとするワルモノだな！？｣

衣更｢おいおい…。巴の知り合いだろ？たぶん…｣



口々に言うみんなを置いて私を連れて帰ろうとする茨くん。私の手を引いてくれている茨くんの手は、とても大きい。なぎ先輩とも手を繋ぐ。


七種｢ほら、行きますよ。姫君。｣


A｢あ、そうだ。待ってください、なぎ先輩、茨くん！｣

乱｢？


どうしたの、A？｣


夢ノ咲の皆の方を向いて深呼吸。なぎ先輩と茨くんと繋いでいる手をきゅっと握り直す。



A｢ま、また…



また、明日…！ばい、ばい…！｣



乱/七種｢！！｣


よ、よし！言えた！！


A｢ごめんね、2人とも。


帰りましょうか。｣







車に乗ってからは１日の疲れが出たのか、安心して気が緩んだのか、なぎ先輩と茨くんに挟まれて眠ったことはまた別のお話。

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