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「ねぇ、なんでさっきちょっと不貞腐れてたん?」
『さっき…?』
「そ、部屋入って色々見てた時、なんかちょいむすーって」
『あ…れは…その…、なんか、湊さん…詳しいなって…思って…』
「え?あー…あは、なるほど…まぁまぁまぁ…そのぉ…」
『分かってます、でも…ちょっとだけ嫉妬しちゃって…ごめんなさい』
「…過去の相手やからってさ、俺も嫉妬しちゃった時あったし謝らんでええんよ、お互い様やん」
『ん…』
「安心してもらえるようにもっと俺の愛与えんとなぁ、こーんなにAちゃんのこと愛してるんやでーって…」
お互いバスローブに身を包み赤らんだ肌の彼女をお姫様抱っこでベッドまで運ぶとそっと降ろしてドライヤーで乾かしたばかりのさらさらの髪を梳くように撫でる。
「大丈夫?」
『ん…、だいじょ、ぶ…』
「ちょっと無理させちゃったか、ごめんね、可愛くてつい」
額に軽く唇を落とすと冷蔵庫を開けて中から水を取り出して彼女の体を支えながら起こす。
ゆっくりと飲んでいく彼女を見ながら自分も水分補給をするとするりと擦り寄ってくる彼女に表情が緩む。
「んふふ、甘えてんの?」
『…うん、甘えてます』
「あぁぁ…もう…かぁいい…」
彼女の言動すべてが俺を狂わせる
ゆっくりベッドに押し倒すと乱れたバスローブの隙間から素肌に手を這わせ撫で上げる。
先程までの熱が残る中、再び込み上げてくる熱に舌なめずりをすれば伸ばされた彼女の腕が背中に回される。
そのまま体をぴったり密着させると何度も唇を重ねながらゆっくりバスローブをはだけさせていく。
「好き、好き…Aちゃん…大好き、愛してる…」
「ねぇ、もっともっと俺の愛受け取って…溢れるくらいたくさんたくさんあげる…」
「全部全部受け止めて…っ」
「ふふ…、Aちゃんの奥、とんとんってしてあげると、もっともっとって絡みついてくるんよ…」
「離さないでって、俺のこと離してくんないの…」
「あは…大丈夫、絶対離さんよ…」
「ずっと、ずーっと…離してあげない…」
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aKa(プロフ) - サイコロパンさん» いつもコメントありがとうございます!うちのfwくんの言い回しはまさしくその通りで純粋且つ黒い感情が入り混じっていれば、と思って動かしています。気付いて大好きと言っていただけて嬉しいです、ありがとうございます!これからもまったりと更新していきます! (2022年8月8日 22時) (レス) id: 7ba2c9d64a (このIDを非表示/違反報告)
サイコロパン(プロフ) - 何度もコメント失礼致します。いつも素敵なお話をありがとうございます。度々出てくるfwくんの「ずっと一緒」というフレーズが、純粋な気持ちと不穏さ厄介さがいい感じに滲み出てて大好きです!更新を楽しみにしつつ、これからも応援しております。 (2022年8月6日 1時) (レス) id: 03716361f5 (このIDを非表示/違反報告)
aKa(プロフ) - サイコロパンさん» ありがとうございます!皆様からの評価やコメント等々でまた続編が書けました!これからもホス姫をよろしくお願いいたします! (2022年5月26日 23時) (レス) id: 7ba2c9d64a (このIDを非表示/違反報告)
サイコロパン(プロフ) - 続編おめでとうございます!そしてありがとうございます。これからもホス姫てぇてぇしながら応援しております! (2022年5月24日 22時) (レス) @page3 id: bb0450953c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aKa | 作成日時:2022年5月23日 23時