【2j3j】貴方との幸せ７【短編集】

メシャ姫タコパ ページ34

＊メシャ姫タコパ


「Aちゃん、これもう入れてっても大丈夫―？」

『いいですよ〜！すぐそっちいきまーす！』

「ちなみにこれもう配信始めちゃってるけど、いいの？」

『あ！湊さんまた勝手に…』

「Aちゃんのアカウントで勝手に始めれるのふわっちくらいよな」

「俺くらいっていうか俺だけね」

『湊さんもダメですけどね、まぁ今回は許します』

「Aちゃん優しい、大好き」


＜今回は、って言いながら毎回許してるけどな＞
＜ふわっちに甘々なAちゃんもたすかる＞
＜タコパどこでやってるの？＞


「不破君とAの家でやってるよ」

「これ材料入れてくね、分かりやすくした方がいいよね」

『そうですね、じゃあこの列がノーマルで…こっちにチーズ入れちゃお』

「ここキムチ〜」

「んじゃこっちお餅ね」

『お皿とかここ置いておきますね』

「ん、ありがと」

「これでクルクルしていい？」

「ええよ、この辺もう大丈夫そう」

『みんなでやりましょ！』

「おお〜、やば、めっちゃ楽しい」

「うっわ美味そう」


＜音だけで美味そうな音してる＞
＜タコパマジで楽しそう＞
＜みんなでクルクルすんのてぇてぇ＞


「出来た出来た！」

「こっちにソースとマヨあるよ」

『かけちゃお』

「熱そ…」

『ふふ、火傷しないように』

「それAちゃんが一番気を付けるやつね」

「ほんとそれ、いっちゃん猫舌やん」

『む…、大丈夫ですよ』

「んじゃ、いただきまーす」


＜はふはふしてる＞
＜熱そ＞
＜絶対Aちゃん火傷する＞


『ふーふー…、あちっ』

「ほーら」

『ちゃんとふーふーしたもん…』

「ふーふーしてたねぇ、してたのにねぇ」

「ほんと、A見てるとたまに施設の子たち彷彿とさせるよ」

『えぇぇぇ』

「可愛いってことよ」

「…まぁそういうことにしておこうかな」

「こーれ、てぇてぇです」


＜メシャ姫ずっとてぇてぇしててくれ…＞
＜たこ焼き美味しい？＞


『たこ焼き美味しい〜、いい感じにとろとろ』

「Aちゃんのやつ何？」

『わたしはチーズ食べてます、見て見て』

「お〜！めっちゃ伸びる！」

「いいねぇい！」

「俺こうやってタコパしたことあったかなぁ…」

「え！俺たちが初めてって、こと！？」

「まーゆの初めて貰っていいんすか！」

「いや言い方…」

『これからも何回もやりましょ』

「…そうだね、やりたいね」

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