6話 ページ29
次の日も変わらずの快晴
太陽は頂点を越え、風は徐々に涼しくなる
昨日と同じメンバーで釣りを楽しむ
『お、来た！ルフィ網貸して！』
ｳｿｯﾌﾟ「いいぞA！慎重に引き上げろ！」
ﾙﾌｨ「Aすげぇ〜！！デカいぞ！！」
Aが釣り上げた魚をサンジに渡し、
夕飯はムニエルにして欲しいと頼む
サンジは快く引き受けてキッチンに籠る
きっと夕飯には美しい魚料理が並ぶだろう…
考えただけでお腹が減りそうだ
ﾙﾌｨ「Aやったなぁ〜！今日は大漁だぁ〜！」
『やったなルフィ、腹一杯になるといいけど』
ﾁｮｯﾊﾟｰ「Aが釣ったんだから
Aがいっぱい食べるんだぞ？」
『ははっ！ありがとうチョッパー
ルフィに取られないうちにたくさん食べるよ』
Aの胴体にはルフィの腕が巻きついているが
いつもの事過ぎてもはや気にしていない
風が吹くと髪が靡き、ピアスが揺れ…
ﾙﾌｨ「A、耳のやつどうしたんだ？」
『あー…外しといたんだよね』
ｳｿｯﾌﾟ「付けてる方がいいぞ？
それに、ゾロも付けてないと怒るぜ？」
『怒ることはないと思うけど…
そう言うなら付けるよ』
ﾙﾌｨ「ししし！いつものAだな！」
ルフィの手がAのピアスを揺らす
くすぐったいけど、悪い気はしない
ピアスくらいで笑ってる仲間が少しおかしくて
つい笑いが零れてしまう…
ﾙﾌｨ「よ〜し！もうひと頑張りだぁ〜！！」
ｳｿｯﾌﾟ「明日の分まで釣っとけ〜！！」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「お〜！！」
『あはは！了解キャプテン』
ﾅﾐ「ホント、丸くなっちゃって」
ﾛﾋﾞﾝ「あら、可愛らしいじゃない？」
ﾅﾐ「ルフィに付き合うのは体力がいるわ…
よく飽きずにあいつらといれるわ」
ﾛﾋﾞﾝ「行動してないと落ち着かないのね
どこかの誰かさんと同じみたい…」
ロビンはふと視線を明かりのついた展望台へ…
きっと今頃夢中になって重りを振り回しているであろう
あぁ見えて心配しているAの気持ちも
少しは汲んでもらいたいものだ…
ｻﾝｼﾞ「ナミさ〜ん！ロビンちゃ〜ん！
夕食の準備が出来ました〜！
おい！野郎共！！メシだ！！手洗ってキッチン！
Aはあのクソ剣士呼んでくれるか？」
ﾅﾐ「フフッ…夕飯はムニエルね」
ﾛﾋﾞﾝ「なんだかんだ、コックさんも夢中ね」
夕飯はリクエスト通りのムニエルと
数々の魚料理が並んだ…
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白銀幸成(プロフ) - すみません、外し忘れです。ご指摘ありがとうございます。 (2020年4月17日 20時) (
レス) id: d7991ec165 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年4月17日 1時
