【HQ】ネッ友が同じクラスにいたんですが【孤爪研磨】

☆ ページ22

.





【前回までのおさらい】
垢バレしたンゴ＼(^o^)／







『そう…だね、にゅー助は私。それは私のアカウントだよ』







もう逃げられないと思い、正直に自分のアカウントであることを認める。






ただ、どうしても一つ明らかにしておかなければならないことがある。






『ひとつ、聞いていいかな？』





「うん」







『どうしてにゅー助のアカウントを知ってるの？』







私の青い鳥のアカウントは、完全にゲーム仲間と話をするためにしかつかっていない。






よくいるような、有益な情報を発信するようなアカウントではないし、いろんな話をまとめているようなアカウントでもない。






アカウントをもともと知っていて写真を見たのか、写真を見つけたのが先だったのか。









「相互だから」





『え？』






またまた一人でうんうんと考え込んでいたため孤爪くんの声がうまく聞き取れなかった。さっきから何度も聞き返してしまってもうしわけないな。






「相互フォローだから。おれのアカウントこれ。」







そう言って見せられた画面には、最近一番仲良くしている"プリン猫"という名前が表示されていた。

☆→←☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す