第１話 ページ3
視点がごちゃごちゃして見ずらいです…すみません…
基本三人称or夢主視点です
プロローグ後は夢主視点が多くなると思います
何気ない日常の帰り道
いつもなら寮にいる時間
私は1人でメインストリートを歩いていた
図書館で元の世界に戻るための方法が書いてありそうな本を探しているうちに夜になっていた
グリムは先に帰っていた
黒猫「にゃ〜お…」
「黒猫だ、かわいい」
久しぶりにグリムやルチウス以外のもふもふした生き物見た気がする
シルバー先輩の周りに動物たちが集まってるのは見た事あるけど…
黒猫「にゃ〜お…」
「撫でてもいいかな？」
黒猫「にゃ〜お…」
キーン
「あれ？何か落とした？」
下を見ると、猫が持ってきたであろう指輪が転がっていた
指輪は金色に輝いていて、結構高そうに見える
ラギー先輩が見つけたら確実に売りそう…なんて考えたら思わず笑ってしまった
黒猫「にゃ〜お…」
タッタッタッ…
黒猫は指輪を落として走り去ってしまった
私は指輪を拾い、なんとなくその指輪をはめてみた
次の瞬間…急に意識が遠のいていった気がした
ドサッ
・・・
黒猫「にゃ〜お…」
「…ん？さっきの黒猫？」
黒猫「こんにちは」
「？？…こんにちは」
一瞬混乱したけどよく考えたらグリムも喋っていると思いながら挨拶を返した
黒猫「人はみんな心に闇を抱えながら…。毎日なんとか生きている。歩みを止めれば、すぐにバランスを崩してしまうから。なるべく苦痛を感じないように…。わざと意識を鈍らせながら。そして、気がつけば時間が流れて…。少しの後悔を抱えて死んでいく。私…あなたにはそうなって欲しくないの。そして…彼らにも…。」
「彼ら…？」
そんな私の疑問はスルーし黒猫は続ける
黒猫「お願い。彼らを助けてあげて…。みんながあなたを待っている。」
「何のことか分からないよ…」
ひとつ言えるとしたら、多分面倒事に巻き込まれる
だけど、困っている人？猫？は放っておけない
黒猫「大丈夫…すぐ分かるわ。さぁ、目を開けて…。また会いましょう…。」
「ちょっと待って！黒猫さん！」
そんな私の叫びを最後に再び意識が遠のくのを感じた
・・・・・・
・・・・・
？？「主様…。」
(誰…？声が聞こえる…)
？？「主様…起きてください…。」
まだ意識がはっきりしていないが、とりあえず言われた通りに目を開けると見知らぬ屋敷に居た
「ん…」
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作者名：ナタデココのサブ(元ゆっき) | 作成日時：2022年1月30日 20時
