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epi 2 ページ3

「あの…もう入らないんですけど」




食べ終わって私の皿が空くのをじっと見つめる小牧教官に耐えられず声をかける。




「高本さん、食細い?体調悪いとかじゃない?」




「あ、そういうのじゃなくて…元々あまりお腹は空きません。」




「そっか。じゃあ、仕方ないか。片付けよう」




いつもだったら笠原が食べてくれるのになぁなんて思いながら残飯入れに残してしまったおかずを入れていく。




「じゃあ、午後からまた頑張って。俺はちょっと仕事してくるから」




食堂を出ると、小牧教官はそう言って、別棟に向かっていった。




外に出て、先程のベンチに腰掛ける。




手帳をひらいて午後からのメニューを見ると、2人1組の館内警備が入っていた。




館内警備は初めてだ。





図書館の構造を再確認するため、集合時間までまだ時間はあったが、私は図書館へ向かった。

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作者名:yuki | 作成日時:2020年4月11日 1時

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