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目覚め〜出会い〜 ページ4

『......え?』



そこは見知らぬ場所



混乱していた。


頭が痛いせいかかなり混乱していた。


ここって私の知ってる町じゃない...


そもそもここってどこ...?


そう考えれば考えるほど


頭痛が激しくなる。



『取り敢えず一旦元いた場所に戻ろう...』


ズキズキと痛む足を引きずり


ふらふらになりながらもまた歩く。


その時


「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!」




と、路地裏の方で声が聞こえた。




なんだろう...





私は訳もわからずその声がする方に歩く。




そして声がした方へとたどり着いた。




そこで見たものは。




『...え...』




____血だった。




人から出る血がそこにあった。




と同時に人影があった。




黒い帽子を被った小柄な男の人だった。




「あぁ?」



その人はこちらに気づき振り向く。



「なんだ、手前...こいつらの仲間か?」



そして、彼はいつの間にか私の首もとにナイフを当てる。



だが、私は動かない。



私は静かに目を閉じる。



「...手前、なンで抵抗しねェ...」



彼はそう言った。



『私は...死iにたいから...ここで殺されても別に怖くないし、むしろそれを望んでるから』
 

そう、私は死iを望んでいる。

もう、誰に必要とされないのなら、生きたっていないのと同じだ。

もう、またあんな生き方したくない。

まるで化け物のように見られるような目でずっと避けられ嫌われ挙げ句のはてには、忘れられ...そんな毎日なんてもう...嫌だから...


だから...


__『だから、私をころしてもいいよ。』__



せめての思いで自分の精一杯の笑顔で彼に向ける。



「ッ!?」



私がそういうと彼は目を見開いた。驚いているようだった。そして


「どういう、つもりだ...」


驚きながらも警戒はしている。


『どういうつもりって...それを知ってどうなるの...?抵抗するつもりもないよ...私は...』


「...手前...」


と何か言いかけたとき彼の後ろで銃を構えた男が見えた。



彼が殺iしたはずの残党だろうか。



そんなことを考えてるのか先か行動が先か私はナイフを当てている彼を突き飛ばした。







そして







パァンッ


パァンッ





銃を二回ほど打つ音がした。




そしてその弾は





私の膝あたりと腹部を貫いたのだった。




「...は?」




その時彼は驚いたような顔しながら私をみた。

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くるみ - とても面白いので、できたら名前設定を好きな名前に変えられるようにしてください。……おねがいします。 (2018年6月23日 12時) (レス) id: 31ba52f844 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:双葉 夢希 | 作成日時:2018年4月25日 8時

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