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五話 ページ9

玲奈said

とりあえずこの世界と武装探偵社、そして異能力の事についてはなんとなくわかった。

だが、話の途中に太宰という包帯ぐるぐる巻の人が来ては心中を申し込まれた。
あまりにもいきなりだったからつい癖で
『......は?』
と言ってしまった。

だが太宰さん本人は気にしてないらしいので私も気にしなかった←


そしてその太宰さんは国木田さんに説教を食らっているが真面目に聞くような態度ではなく...

と、その時私は思った。

『あの、異能力の世界なんだったらもしかして国木田さんや敦、太宰さんも異能力者なんですか?』

国「あぁ、そうだ、俺の異能は【独歩吟客】俺が見たものやさわったものでこの手帳に収まる物を具現化させる能力だ」

敦「僕は【月下獣】簡単に言えば僕自身が虎化する能力なんだ」

太「私はね〜、【人間失格】っていうんだよ〜、どんな異能力でも無効化する能力さ」

『へぇ...なんか皆すごいですね...』


敦「玲奈ちゃんは異能力者なの?」
と敦から言われて私は

『んー...どうなんだろ...能力はあるにはあるんだけど...異能力...なのかな...この世界の場合...ボソッ』

まず間違いなくここは私の知ってる所じゃないのを確認できた今、自分は今別の世界に来てしまったんだと思った。

太「...んー、なら試してみるかい?私の異能力で」

『......え...試す?』

試すって...え?太宰さんの異能力で?

太「さっき言ったろう?私の異能力はどんな異能も無効化してしまう物と。異能なのであれば異能が無効化するはずだからね。異能力もしくは能力者自身を触れていれば無効化される。」

なるほど、つまり私のどこかしらもしくは能力自身を触れれば無効化され、そしてそれは異能力だとわかると...

『わかりました、ですが一応片手で握ってもらってもらってもいいですか?私の能力は電撃系なので万が一太宰さんに電撃いったら危ないので。』

太「あぁ、勿論、構わないよ?」

そういい私の手をとる太宰さん。

『じゃあ電撃出しますね。』

そういい太宰さんが握っている手ではない方に電撃を出すと...

太/国/敦「!?」

黒い電が普通に出た。
三人が驚いた顔をしながら私を見てくる。

『と、こんな感じなんですが...』

太「...私が触れていながらも電撃が...ね...間違いない、これは異能力じゃないよ」

太宰さんはそう言った。

やっぱりこれは私の知ってる超能力であることがわかった。

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翡翠(プロフ) - いえいえ!勉強頑張ってくださいね! (2018年7月25日 20時) (レス) id: 39d7708115 (このIDを非表示/違反報告)
双葉夢希(プロフ) - 翡翠さん» わざわざコメントありがとうございます。なかなか更新できずにすいません(汗)色々落ち着いたらまた更新しますのでもう暫しお待ちください。 (2018年7月25日 20時) (レス) id: 5d497ad98d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしています! (2018年7月23日 2時) (レス) id: 39d7708115 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:双葉 夢希 | 作成日時:2018年3月21日 15時

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