海賊界の堕天使2【ワンピース】 (ページ8)

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Aside

私は船を降り客に話を聞いた

首領・クリークが船に来て暴れているらしい

ルフィが何とかするって分かっているが一応私は中に入って様子を知りたかった

貴「あ、ちょっ!!」

突然ゾロに手を引かれる

ゾ「特等席見つけてやったから、そこで見ようぜ」

貴「う、うん」

ﾄﾞｸｯﾄﾞｸｯ

心臓がうるさい

いつか静かになるよね、うん←

どうやらグランドラインについて話しているみたいだ

渡ることすら難しい航路

あいつですら渡れなかったらしい

ウ「さっきの話聞いてたか?あのクリークが渡れなかったんだぞ?」

貴「私達なら大丈夫だよ、あのルフィだし、私もいる」

私は水が操れるから何かあったら能力(ちから)を使えばいい」

ウ「悪ぃことは言わねぇからあんなとこいくのはやめとこうぜ!!」

ゾ「うるせぇな、お前は黙ってろ」

貴「二人とも声でかい」

ル「お前らいたのか」

ウ「戦闘かよ、ルフィ」

ゾ「手を貸そうか」

貴「準備万端よ」

ル「良いよ、座ってて」

ク「そいつらはお前の仲間か!!随分ささやかなメンバーだな!!」

ル「何言ってんだ、後2人いる!!」

サ「おい、お前それ俺入れただろ」

貴「船長は量より質なんでね
お前みたいに数だけの人間じゃねぇんだ」

私は嘲笑しながら水を飲む

ク「兵力五千の艦隊が7日で壊滅に帰す魔海だぞ!!」

7日に対してざわつくコック達

ウ「聞いたかおい!!」

ゾ「面白そうじゃねぇか」

貴「早く行きたいねぇグランドライン」

ク「無謀というにもおこがましい
俺はそう言う冗談は大嫌いなんだ。このままそう言い張るのならこの場で俺が殺してやる!!」

クリークは大きな袋を片手に店を出た

「サンジさんすまねぇ…俺はまさか…こんなことになるなんて!!」

サ「お前に言っとくが腹を空かせた奴に飯を食わせるまではコックとしての俺の正義
だけどな、こっから先の相手は腹いっぱいの略奪者
これから俺がてめぇの仲間をぶち殺そうとも文句は言わせねぇ
この店を乗っ取ろうってんならたとえお前でも容赦なく俺は殺す」

サンジさんの目がひどく鋭く冷たい

でも、仲間や大事なモンを守るためにそう言えるの、かっけぇ

「けっ、てめぇで生かしといて殺すんじゃ世話ねぇな、サンジ」

サ「うるせぇクソコック」

ル「な、なんかあいつ良いだろ?」

ウ「どうでも良いよあんな奴!!それより早く逃げねぇと…」

貴「逃げる理由がどこにある?」

ゾ「相手はボロボロの怪我人だぞ」

ル「俺はあいつと戦わなきゃいけねぇ
本当にすげぇ奴だとしたらぶつかるんだ」