50滴 ページ5
Aside
貴「ルフィ…」
弾は貫通し船に当たってしまった
ナ「はぁ…」
貴「謝ってきなさい」
ル「えー!!」
ウ「Aに賛成だ、どう見たってお前が悪いからな」
ル「分かったよー…」
ルフィは船から降りて中に入っていった
ゾ「遅いな、あいつ」
貴「反省の色が見えなくて何かこき使われてんじゃない?」
ゾ「ははっ、あり得るな」
ﾄﾞｺﾞｫﾝ!!
ﾄﾞｶﾞﾝ!!
ナ「なんか騒がしくない?」
ウ「あの野郎追いかけられてたりしてな」笑
貴「コックの人にね」笑
ゾ「腹減った」
確かにお腹減った
貴「食べちゃう?」
海上レストランを指さした
ウ「食いながらルフィを笑ってやろうぜ」
貴「乗った」
ナ「私も!!でも、食べ過ぎないでね?特にA」
貴「ハ、ハイ…」
キャンディを噛み砕いた
船を降り中に入ると、雰囲気は上品でコックが出迎えてくれた
ナ「良いところね」
貴「だなー」
照明やカーテン、椅子のデザインがお洒落で細部にもこだわっているのを感じる
「こちらへどうぞー」
男の人が案内してくれた席に座った
メニューを開く
貴「へぇーどれも美味しそう」
ウ「美味そうだな!!」
ゾ「ハズレがなさそうだな」
ナ「みんな決まった?頼むわよ」
貴「うん」
ナ「すいません」
「はい、ご注文ですか?」
ナ「はい、これとこれと…これも!!」
「かしこまりました、少々待ちください」
ウエイターは一礼をし厨房にメニューを伝えに行く
ほんの数分ですべてが届いた
貴「早くね?」
ナ「客が多いのも納得だわ」
貴「美味っ!!」
ゾ「うめぇな」
貴「ワインも合うなー」
赤ワインを嗜む
貴「そういえばルフィはどうしたんだろ」
ウ「あいつ全然見かけねぇな」
ナ「そうよね」
貴「あ、すいません」
「はい」
近くにいたコックに声をかけた
貴「麦わら帽子をかぶった男知りません?」
「あぁ、そいつなら料理長に一年間雑用させられることになりましたよ」
ナ「雑用!?」笑
ゾ「マジかよ」笑
貴「ありがとうございます」笑
ウ「自業自得だな」笑
まさかルフィが雑用なんて、あの自由な人に雑用が勤まるのか←
そう思いながらワイングラスに口付ける
「げっ!!お前ら!!」
聞き慣れた声がする
ナ「よっ、雑用」
ウ「一年も働くんだってな」
ゾ「旗描き直して良いか?」
貴「雑用頑張ってな」
ルフィが腰にエプロン巻いて凄い形相でこちらを見ていた
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作者名：ココアシュガー | 作成日時：2022年7月5日 16時
