検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:29,923 hit

9話 ページ10

〜次の日の放課後〜
Aside

貴「なあ」

三「どした」

貴「今日京子と明美とサテンだから先帰るわ」

三「おう」

私は小走りで門を出た。

本当はそんな予定は無い。

でも、北根壊がここまで来てるって事は
成蘭にも手を出しかねない。

今日だけでも京子達の傍にいなきゃ。


商店街の路地裏付近に着いた頃…

「おらぁ!!」

貴「この声…」ボソッ

私は路地裏の方をチラッと見てみたら…

京「てめぇら弱いものいじめとかだせぇ事やってんじゃねぇよ!!」蹴

明「成蘭をなめてんじゃねぇぞ!!」殴

京子と明美が北根壊の下っ端と戦っていた。

しかも、この前うちらを見てた開久の一人じゃん。

あ〜こいつが涼子のいとこくんね。

2人の身体に傷がつく前に…そしてあいつにこれ以上の傷がつく前に。

貴「おい」ゲス

京「…はっ!!A!!」

貴「てめぇらうちの2人に何してくれてんだよ」ゲス

「あぁ、なんだてめぇ」

貴「北根壊だよな。挨拶しといて忘れるとはな」

「あぁ、軟高か。マブい顔に傷がつく前にさっさと消えな」

貴「…言ってくれるじゃん。京子明美、早く逃げな
こっからは私が相手する」

明「一人では敵わないっすよ!!相手北根壊っすよ!?」

京「A、流石に一人はやめなって!!私達も協力する!!」

貴「ダメ。私は今こいつらに凄ぇ腹立ってるから。
私がこいつらを地獄送りにする」

「お、お前“軟高の女王蜂”か」ニヤニヤ

貴「そうだけど」

「よし、潰し甲斐が有るな」ニヤニヤ

貴「逃げて!!」

京「誰かしら呼んできますんで!!」

京子と明美は助けを呼びに走っていった。

呼ばなくても勝てるのに。

下っ端は5人程度。

やはり北根壊なだけあってかなり手強い。


やっと2人倒せた時…

「Aちゃん!!」

貴「伊藤!!」

真「女の子に何人がかりで相手してんだごらぁ!!」

伊藤は残った3人のうち一人の顔を飛び蹴りして一撃で仕留めた。

貴「なんでここが、まさか京子と明美か?」

私と伊藤は話しながら北根壊を相手している

真「あぁ、北根壊の相手をしてるって聞いたからな」

貴「そっか、ありがとう」

伊藤が来てくれたからか残り2人をすぐ片付けられた


ーそれから数日後ー

悟が『三橋にやられた』と涼子に言った後、
涼子はひたすら三橋と今井探し。

悟は柳と大嶽に守られ、友達となり、お守りが無くても北根壊の下っ端には狙われなくなった

更に、登下校は柳と大嶽と共に。涼子にも『大嶽さんと柳さんは僕の恩人だ』と笑顔で言っていた。

10話→←8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
101人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ココアシュガー(プロフ) - もも汰さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!これからも頑張りますので、呼んでくれたら嬉しいです!! (2020年8月6日 10時) (レス) id: 214dd7937b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - とても面白く読ませて頂いてます!これからも頑張って下さいませ~! (2020年8月6日 9時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ココアシュガー | 作成日時:2020年7月27日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。