21話 ページ22
Noside
Aは相良に邪魔が入らないよう北根壊の下っ端を倒しつつ、伊藤のツッパリ魂を一瞬消させた大嶽を探していた。
貴(さ、智司…!!)
大嶽は片桐と乱闘していた。
貴(はぁ…相良に邪魔が入らないように闘いつつ、隙があれば大嶽に手出すか)
Aはそんなことを考えながら簡単に北根壊の下っ端を倒している。
片「おい!!どこに逃げやがった!!」
貴「智司、ウチに代わって」
片「はぁ、何言ってんだ」
貴「ウチも大嶽に恨みがあんだ。一発でも良いからやらせてくれ」
片「…ﾁｯ」
片桐は舌打ちをした後開久に喝を入れるかのように“開久の名に賭けて、絶対ぇ勝つぞ!!”と叫んだ
貴「大嶽!!」叫
Aがこんなにキレたのは初めてかもしれない。
大「…なんだ、女王蜂」
貴「てめぇの相手はウチだ」
大「勝てると思ってんのか」
貴「余裕に決まってんだろ」
大「おらぁ!!」殴
Aはすぐに避け、大嶽の右膝を蹴る
大「ﾁｯ…!!おらぁっ!!」蹴
貴「ｸﾞﾊｯ!!」
Aは大嶽の素早い殴り掛かりに避けきれず左脇腹を殴られる
貴「ﾁｯ!!」蹴
Aは大嶽の首を狙い回し蹴りをするが、避けられてしまった。
貴「…ﾁｯ、何処行きやがった」
大嶽はAが回し蹴りの体制に変えた隙に逃げたようだ。
真「Aちゃん!!」
貴「なんだ??」
真「俺、大嶽ってやつぶっ潰してくる」
貴(伊藤の目がマジだ…)
「良いんじゃね、この前の借り返してこいよ」
真「あぁ」
伊藤は何故か倉庫の外へ出ていった
暫く闘っている内に…
相良と柳の勢いはどんどんエスカレートし、理子や佐川達も北根壊に負けていない。
Aは複数人で来ようとも1人で相手出来るくらい体力は有り余っているようだ。
貴(相良、大丈夫か…？)
Aは闘いながら横目で見てみると、相良は壁に追い込まれ目潰しされる寸前だった。
貴(相良!!)
焦ったAはすぐに下っ端を倒し、相良の元へ走った。
が…相良は力で柳の右手をどんどん目元から離していっていた。
貴(良かった…)
安堵したAは再び相良、理子、佐川の援護をしている。
その時
真「おい!!」叫
伊藤の呼び掛けで全員の動きが止まった。
何故なら、
伊藤が気絶した大嶽を引きずりながら戻ってきたからだ。
続く (更新停止中)
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ココアシュガー(プロフ) - もも汰さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも頑張りますので、呼んでくれたら嬉しいです！！ (2020年8月6日 10時) (
レス) id: 214dd7937b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - とても面白く読ませて頂いてます！これからも頑張って下さいませ~！ (2020年8月6日 9時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココアシュガー | 作成日時：2020年7月27日 21時
