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10話 ページ11

〜ある放課後〜
伊藤side

俺はこの前の道を歩いていたら…

真「あ」

傷の原因は三橋だとか言った開久の奴と会ったが…

悟「!!」

真「おい!!ちょっと待てよ!!」

なんで逃げんだよ

この前の場所の裏側についていた

真「おい!!」

逃げ場を失った悟は諦めて伊藤と正面で向き合う

真「逃げるってことは何か怪しいことがあるんだろ」

悟「…」

真「んで、あの女に“本当は三橋にやられてなんかいない”って言ったのかよ」

悟「ま、まだです…ていうか、今更言えるわけないじゃないですか」

真「三橋はな、卑怯な奴だが何もねぇやつに喧嘩とかふっかける奴じゃねえんだよ!!」

俺は三橋の名を悪用されたのが許せずこいつを怒鳴った

「おい!!」

大「俺の友達をいじめんじゃねぇよ」

真「はあ、どうなってんだこれ」

大「あ、お前、軟高の伊藤だろ」

真「あぁ」

大「お前も三橋と同じで弱い者いじめしか出来ないのか」ニヤニヤ

真「何言ってんだ」

なんで俺があの三橋と同じにされなきゃいけねぇんだよ

大「お前、自分が弱いから自分より弱い奴しか倒せねぇんだろ?」ニヤニヤ

真「っざけんな!!」

伊藤は大嶽に殴りかかったが大嶽の体格、力の差には敵わず。

悟「大嶽さん!!警察が来ました!!」

大「チッ…今日はこのくらいにしてやる」

大嶽は悟の口から出た警察の言葉で殴るのをやめ、
帰っていった。

真「ちくしょう…完全に負けた」ボソッ

伊藤も認める“完全敗北”になってしまった。

俺も、早く警察に見つかる前に…逃げねぇと。

伊藤は力を振り絞りフラフラになりながら歩く。

辺りを見渡すも、警察なんておらず、サイレンも鳴っていない。

真「…警察なんていねぇじゃねえか」


〜次の日〜
Aside

ウチらはいつも通りの時間に待ち合わせ場所に来たものの伊藤が来ない

理「伊藤ちゃん、今日お休みなのかな」

三「寝坊じゃねぇの」

貴「まぁ…来るだろ。先行ってようぜ」


ー軟高ー

あれ…まだ伊藤来ないのか?

もうHR始まるぞ?

ガラガラガラ

貴「お!!いt…どうした、その傷」

理「伊藤ちゃん、大丈夫?」

真「…あぁ」

貴「もしかして…北根壊か?」

真「…あぁ」

おかしい…

三「はーっ!!笑、お前、あの北根壊にやられたのか?」ケラケラ

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ココアシュガー(プロフ) - もも汰さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!これからも頑張りますので、呼んでくれたら嬉しいです!! (2020年8月6日 10時) (レス) id: 214dd7937b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - とても面白く読ませて頂いてます!これからも頑張って下さいませ~! (2020年8月6日 9時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ココアシュガー | 作成日時:2020年7月27日 21時

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