【桜蘭高校ホスト部】お兄様系の男の娘Part2

50話 ページ4

Aは水着姿になり光邦としばらく流れるプールを逆流していた

崇「…!!」

崇はハルヒから受けとったコップを手から落としてしまう

その数秒後...

埴「うわぁ!!」悲鳴

貴「ハニー先輩!!」

大きな波が光邦とAを襲った

光邦の浮き輪とAの乗っていたサーフマットは宙を舞う

崇「光邦っ!!」

ハ「Aっ!!」

崇は光邦を救おうと走り出す…が

(ﾂﾙﾝｯ

崇はバナナの皮に滑り、転んだ

ハ「…モリ先輩?」

環「皆っ!!ハニー先輩とAを追うぞっ!!
あそこが近道だ!!」

環「突撃〜!!」

鏡「あ、そっちは…」

環「わ…」

環光馨ハ「ワニが泳いでる〜!!」悲鳴

環「えぇいっ!!ならばこっちの道をゆくぞ!!」

環「わっ!!」

光馨「こっちも〜!!」

ハ「こっちも〜!!」

至る所にワニがいた

ハ「な、なんでワニが…」

環「有り得ん…」

鏡「そちらのエリアは熱帯動物エリアなんだが、やはりワニの放し飼いは危険か。ま、それより流水プールのスイッチに問題ありか.....礼を言うよ、いいデータが取れた」ﾆｺｯ

環光馨ハ(何の!?)

6人はマップのあるところへ向かう

鏡「これが熱帯アクアガーデンのマップだ。
ここが我々のいる現在地。恐らくここがハニー先輩とAが流されたと推測できる場所」

しかし、マップは「？」だらけ
普通の人なら実に読み取りにくいもの

鏡「で、ここに行くためにはこの密林エリアを抜けなければならない。距離にして約800m」

ハ「この密林エリア途中あやふやな所ありません?」

鏡「そこはまだ開発途中なのでところだ」

光「なんかワニより危険なものが」

馨「いそうだよね」


早速6人は光邦とAを救出するため、密林エリアに入った

環「…本当にジャングルみたいだな…」

ハ「なんか怪しげな声がしてますけど...」

光「あの動物の声って…」

馨「本物じゃないよね?」

鏡「どうだったかな...どの仕事にせよ、うちは本物思考だからな」

崇「…あ」転

崇はまたバナナの皮に滑り、転んだ

光「モリ先輩が…」

馨「まるで殿のようなドジを…」

環「な、何をぉ!?」

ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

ハ「ん?」

鏡「おっと、スコールタイムか」


6人は早足で休憩所に避難する

間もなく雨が降り始めた

ハ「モリ先輩って、ハニー先輩と凄く仲がいいですよね?幼なじみとかですか?」

光「あの2人は」

馨「従兄弟だよ」

ハ「え!?親戚だったんですか!?」

鏡「銛之塚は代々埴之塚に仕えてきた家柄だよ」

ハ「へぇ〜!!」

光「つっても2代前の刻印で親戚になった訳だけど」

馨「モリ先輩はハニー先輩に付き従ってんだよね」

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