【桜蘭高校ホスト部】お兄様系の男の娘Part2

58話 ページ12

〜食堂〜
3人は食堂に入る

埴「Aちゃ〜ん!!」ﾆｺﾆｺ

光邦はAに抱きつく

貴「すみません、お騒がせしまして…」

光「大丈夫?」

馨「身体痛めてない?」

貴「〜...背中が少し痛いけど、どうってことないよ!!」ﾆｺｯ

光馨「それにしても…Aとハルヒその服自前!?」

ハ「いえ、父が勝手に荷物詰め替えたらしくて…」

貴「本当お父さんはこういうのばかり着せたがるよね...」

ハルヒはノースリーブの膝下ピンクレースワンピース
Aは薄い黄檗色の膝上のワンピースに白の透けているショールを羽織い、裾を結んでいる

光馨「グッジョブ!!ハルヒ父!!」ﾆｺﾆｺ

埴「Aちゃんハルちゃん可愛い〜!!」ﾆｺﾆｺ


光「空気…悪いよな」

馨「なんか…張り詰めてる」

埴「食べよ〜Aちゃん、ハルちゃん!!今日とったカニさん、きっと美味しいよ?」

貴「…はいっ!!」ﾆｺﾆｺ

環光馨(天使だぁ〜///)ﾆｺﾆｺ

ハ(ﾊﾞｷｯ、ﾊﾟｸｯ

貴(ﾊﾞｷｯ

ハルヒは無言でカニを折っては実を口に含んでいく

貴(ﾊﾟｸｯ
(お、美味しい〜!!)ﾆｺﾆｺ

ハ「このカニは...美味いかに...なんちゃって」

環は恐れおののいてる

貴「ハルヒ...食べ過ぎじゃない?」

環「そ、そうだぞ?食べ過ぎでは?」

ハ「あれ、口聞かないんじゃなかったんですか?」ﾊﾞｷｯ

環「か、可愛くない...」

貴(なんの話…?)

ハ(睨

環「よ〜く分かった!!反省する気は無いらしいな!!
俺はもう寝る!!鏡夜、部屋まで案内してくれ」

鏡「分かった...では俺もお先に失礼する」

鏡夜は口をハンカチで拭い、席を立つ

ハ「…やっぱり、空手とか習った方がいいのかな?」呟

貴(ｽﾞｺｰﾝ

光馨「な〜んだ、気にしてんじゃん」

光「そっちに行くのね、お前の思考は」

馨「それは別に止めないけどさ」

光馨「そういうことじゃないだろ?」

光「正直、今日みたいなことは僕も反省して欲しいって思うけどね」

ハ「なんで?光達には迷惑かけてないじゃん」

貴「ハルヒ...自分も、今日のはすごく怖かった」

馨「Aもだよ」

貴「じ、自分も?自分は何一つしてないと思うけど?」

光馨「はぁ〜...」

2人は顔を見合わせてため息をつく

埴「違うよAちゃん、ハルちゃん…皆に『ごめん』しよ、ね?」

埴「いい?ハルちゃんはたまちゃんに、Aちゃんは鏡ちゃんにいっぱい『心配かけてごめんね』って言うんだよ?」

ハ「心配...してたんですか?」

貴「知らなかった...」

埴「も〜...」

光馨「この子達は...」

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