メダロット...？ (ページ10)

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1話(⑦)うごけ！ポンコツメダロットページ10

次の日、

「━━━━━。」

「これは事件ね...」

『ねぇ...アリカちゃん、何やってるの？

スクリューズのアジト兼元生徒会室で...』

私は、ドアの前で張り込み？をし、小声で呟く

アリカちゃんに問いかける。

「取材よ、取材。

新聞部員の血が騒ぐって処かしら？」

取材(盗聴)だったのか。

キクヒメが出てきたらほんと、

どうするつもりだろうか。

見つかったらほぼ100%キクヒメにボコされる。

そんな事を考えたら部屋の方から

ガタッと音が聞こえ、

アリカちゃんが私の首根っこを掴んで

物陰に隠れた。

隠れたのと同時にスクリューズが

部屋から勢いよく出ていった。

アリカちゃんはそれを追いかける。

私は、巻き込まれたくないため

遠目で見守ろうとしたが、

原作の強制力が許さず、

そのままアリカちゃんに引っ張られてしまった。

場面は変わり裏路地。

「あそこにメダロット狩りの奴らが...」

アリカちゃんは遠目から見える

スクリューズを見て呟く。

『か...帰ろうよ...。

そんなやばい犯行してる奴、

そんな何回も同じ場所に

出てたまるかってやつだよ...』

「何言ってんの？張り込みは取材の基本よ？」

あの、今の所盗聴しかしてませんが？

と思いながらThe・本職が使いそうなマイクを

構えるアリカちゃんを遠い目で見る。

「あ、動き出しましたよ！」

移動するスクリューズを見て

ブラスが声を上げる。

それを合図の様に、アリカちゃんが

スクリューズを追いかける。(勿論私も同行)

場面は更に変わり公園。

「あいつらか？お前を襲ったのは。」

いたわ(アニメダ観てたから知ってたけど)

というかイワノイは分からないみたいだけど

あんな特殊過ぎる骨格だから

メイク無くても分かるでしょ

と思いながら数メートル先の

メダロット狩りの奴らのメイクを見届ける。

メイクが完了し、

エレキギターを掻き鳴らす様は...

うん、不審者だ。(遠い目)

キクヒメが喧嘩を売る様を見て私は思わず感心。

『私だったら怖くて...うん。』

察してクレメンス。

「伊達にスクリューズのリーダーを

やって無いわ」

あ、でもたしかこの先の展開って...

「弟子にして下さい!!」

はい、出ました迷シーン。

『うーん、実に素晴らしい身の代わり用...

私じゃ無くても見逃さないねぇ...』

「プライドはどうなったのよォォオオ!!」

「ちょォォォオいアリカちゃん!?

今前に出てきたら...あ。」

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