メダロット...？ (ページ5)

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1話(②)_うごけ！ポンコツメダロットページ5

時は放課後

私はこの一日でアリカちゃんと

かなり打ち解けた

私はそのアリカちゃんと校庭に向かっていた

「ほらA!!急がないと始まっちゃう!!」

そう言いつつも、私が追いつける程の

スピードで走っているのを見て

アリカちゃんはやっぱり優しいなと

思っている私がいた

走って何とか校庭に着き、

バトルフィールドの方へ目を見やる

するとスクリューズのボス菊姫と、生徒会長が

生徒会室を賭け、ロボトルをするという

内容が耳に入った

「いいんだね？

私が勝ったらあの生徒会室は私達

スクリューズが頂くよ」

「う、うるさい！生徒会長として、

校則を破る者を見過ごす訳にはいかない！

今日こそ決着を付けてやる！」

菊姫の強気な発言に応答した

生徒会長のセリフを聴いて

私はアリカちゃんに耳打ちをした

「ねぇ、アリカちゃん

今日こそ決着を付けるって事は、

いつもは決着付けれてなかったり

負けたりしちゃってるの？あの生徒会長さん」

「A...貴女って偶に核心つく所があるわよね」

と、アリカちゃんからの

返事が返ってきたのでもう一度

フィールドの方へ視点を移す

「ビビってんじゃねぇのか？

生徒会長さんよ...？」

「なぁにをぉお?!」

「おやびんは強いんだぞ!!

おやびんにかかればお前さんの

メダロットなんて鼻糞と

一緒にまとめてポイッだ!!」

菊姫の腰巾着、イワノイが生徒会長が煽る

それと同時に菊姫の眉間が

中心に寄りシワを作っている

「ね〜おやびん」

その一言で菊姫は完全にキレて、

イワノイに綺麗なアッパーをお見舞した

「その「おやびん」って呼び方やめな!!」

私は何となく、隣のアリカちゃんを見たが

アリカちゃんは、既に撮影に夢中になっていた

「それではこれより真剣ロボトルを開始します！

私、世界メダロットA級ロボトル協会

公式レフェリーのMｒ.うるちです！」

何となくすごい人という事だけわかった

「ルールは簡単

お互いのメダロットを戦わせ、

先に相手のメダロットを

機能停止にした方が勝ちです!!

そして、勝った方は負けた方から

1つパーツをもらい受ける事ができます!!」

随分と丁寧に説明してくれるな、

と思いながらぼぅと説明を聞いていた

「よろしいですか？」

「いいわ」

「望むところだ！」

Ms.うるちの問いかけに2人は答える

「それでは...

ロボトル...ファイト!」