メダロット...？ (ページ3)

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０話(②)_転生...？ページ3

、

ここは...どこだ...？

真っ暗で、水の中にいるみたいに

浮いてる感じがする...

夢の中...？

私はさっき屋上から落ちたはず...

生きてるの？ここは病院なの？

そんな疑問が次から次へと思い浮かぶ

その時、急に目の前が真っ白になった

いや、真っ白と言うより明るくなったの方が

正しいのかもしれない

「おめでとうございます！

元気な女の子が産まれましたよ！」

そう誰かが言った後、

先程の水の中にいるような浮遊感とは

また違う浮遊感と謎の感覚が私を襲う

空気がある、なのに苦しいそんな感覚

気付けば私は泣いていた

いつもはこの位の苦しさじゃ泣かないのに

それと同時に頭が冴え、

今起こっている全てを理解した「転生した」と

かくして、私は小3になった

え？展開が早すぎるって？

その事は謝ろう、代わりと言っては何だが

私が今解ってる事を話そう

ひとつはここがアニメダの世界と言うこと

ふたつめは私が天領家の一人娘...

つまり主人公(天領イッキ)の成り代わりと言うことだ

みっつめは...ここは吟釀町では無いと言う事

よっつめはまたアルビノが原因で虐められている

「まじかァ...そろそろお母さんに

言おうかな、虐められてる事...

いや、心配かけるにはいかないし...」

そんな風に唸っていると

ドアが開く音が聞こえた

我が家には母の天領チドリと

私しか居ない(母が知らない間に

知らない人を家にあげてる可能性もある)

「あ〜お母さん？私今考え事しててー...」

「A？お父さんが吟釀町に転勤するから

引っ越す事になったの〜」

「まって、今その考え事解決した

お父さんお母さん愛してる!!」

「あらあら〜じゃあ今から準備しましょう〜」

ちょっと待って？お母様？

流石に速すぎないかい？

そう思いつつテキパキと

引越しの準備をし始める私であった...