【ONE-PIECE】鳥からの転生者【part2】 (ページ50)

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頂上戦争６ページ50

「なんだ！あの姿！？」

海兵のうちのひとりが指さした方には青い鳥の形をした炎を纏った人間が宙に浮いていた。

「ロギア系よりもさらに希少、ゾオン系幻獣種……」

黄猿が呟く。その時、海兵がざわついた。

「見ろ！傷跡が治っていくぞ！！あれを喰らって無事だなんて……！？」

不敵な笑みを更に深め、言い放った。

「効くよい」

「嘘をつけ……」

黄猿が低い声を出して唸るように言い放った。

「はぁぁぁぁっ！！！」

大きな声を上げ、マルコは青い炎を纏った鳥となって飛び上がった。

「あれがいかなる傷を受けても炎とともに再生する不死鳥マルコ！！」

鳥となったマルコはどんどん速度を上げていく。

「あんな鳥……見たことないねェ～」

そう言って黄猿はもう一度光の玉に玉を乱射した。

だが、マルコは不死鳥。しかも、炎とともに再生するのだ。

当然、攻撃は効かず……

「オラぁっ！！」

腕だけを炎と化したマルコが黄猿の上空に現れ、蹴りを入れる。

しかし、腐っても大将。黄猿は難なく腕でその攻撃を受け止める。

「うーん……効くねェ～」

「嘘……つけェっ！」

マルコが思い切り力を入れて黄猿を吹っ飛ばす。

黄猿は遥か向こうの石の壁にくい込むようにぶつかった。

その際の威力は計り知れず、黄色い黄猿の光と青いマルコの炎が混ざりあって大爆発を起こした。