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困った所に必ず現れる男 ページ15
あの説教の後、ヴォルツはAの言葉を考え続けた。
何故、わざわざあの様な警告をしたのかを。
何故、あんなにも怒りをあらわにしたのか。
ヴォルツが決して馬鹿なわけではない。
だが、相手の心情を汲み取ることなど、元獣には到底出来るわけもなかった。
「何してるんですか？」
「……コビー」
困ったところに必ず現れる男、コビー。
いつもは毛嫌いしているヴォルツだが、今回は違った。
「なあ…相談、いいか？」
「は、はいっ！僕の部屋でいいですか？他のルームメイトは今の時間ならいませんし」
コビーはやはり生温い。この先、生き残れるか不安になったヴォルツであった。
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黒鵜(プロフ) - 白銀さん» ご指摘ありがとうございます！すぐに変更します (2015年10月23日 16時) (
レス) id: af7c2b6566 (このIDを非表示/違反報告)
白銀(プロフ) - 題名が鳥ではなく烏になってます (2015年10月21日 1時) (レス) id: 5703a04258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒鵜 | 作成日時：2015年9月30日 18時
