61話 ページ11
エイトサイド
Aの家にいる時に思った。
他の客が熱やらなんやら悩み事があっても店に来たら大丈夫？って聞くだけなのに…なんで俺は自分から心配して家にまで来てるんだ？
Aからは金を取ろうとは思わなかった。
Aには心配して家まで来てる。
Aは俺にとってなんなんだ？
そう思いながら部屋に入る。
部屋に入るとAは普段声をあげないのに怒鳴るように声を大きくして話した。
声は震えていて泣きそうで…抱きしめてやりたいと思った、
同時に、Aになら全部話せると思った。
Aにはエイトじゃなくて堂島旺太郎を知って欲しいと思った
エイト「俺の独り言だと思って聞いて…幼いある日…旺太郎という少年は父親の船に乗って夜の海を楽しんでいました。
その船で弟は亡くなり父は逮捕され…母はおかしくなりました。
そこで旺太郎は考えました…愛なんて存在してるから悲しくなる…弟のことだって…弟が好きだから失ったときも悲しかった。」
「…愛…」
エイト「それから旺太郎はホストとなってお金と権力を握るために金持ちばかり落としていきました。ある時…店に来たのは金持ちが2人もいる女子グループです…そこで旺太郎は金持ちの間に座り金持ちにやけに話しかけたりしました…でも、2人のうち1人からは金を取ろうと思ったことはありません…ましてやその1人には心配して家にも訪ねてみました、」
「え？」
エイト「俺の名前は堂島旺太郎…」
「旺太郎…」
エイト「Aは他の財閥家とか、金持ちからしたら自由な方なんだ。下手したら一般人の俺よりかも…だから、楽しまなきゃ損でしょ？」
「あ、ありがとうございます。」
話が落ち着くと私のケータイが鳴った
エイト「どうぞ？」
「す、すいません」
私がスマホを見るとそこには『和馬さん』と表示されていた
「はい、Aです。」
和馬「なんでお店来ないんすかー？寂しいですよ？」
「すいません、大学の用事とかで行く日がなくて…」
和馬「じゃあそれが終わったら来てくださいね？楽しみに待ってます！」
そういうと電話はきれた
Aが電話に出て漏れて来る声は間違いなく和馬…あいつとの電話は声が大きすぎて耳から話しても聞こえる。
エイト「和馬と仲良いね」
俺はなんだかわからない感情になりながらAに話しかける。
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. - 94話「離れれない」ではなく、「離れられない」の方が日本語的に通じると思うんですけおd‥。 (2020年8月3日 12時) (
レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
りさ - これからも頑張ってください！！いつもキュンキュンしながら読んでます！ (2019年11月14日 21時) (レス) id: dc7059f0fe (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - これからも頑張ってください！ (2018年7月19日 23時) (レス) id: 98ef4e8956 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - チビ猫さん» え、ありがとうございます！！崩さないように頑張ります！コメントありがとうございます！ (2018年2月14日 17時) (レス) id: 5e5f7be232 (このIDを非表示/違反報告)
チビ猫 - 優希さん» 作者様が書く、さいこちゃん可愛いです(( (2018年2月13日 16時) (レス) id: b0138ef4d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優希
| 作成日時：2018年1月14日 22時
