キスで私は落ちる【山崎賢人】

44話 ページ44

エイトサイド

俺は27日に決行される部屋に今いる。
上からのカメラと横からのカメラ…

カメラをつけていると廊下がうるさい。
俺はカメラをつけ終えると部屋を出る

エイト「うるさいけど…って、A？」

そこで騒いでいたのはAと枝野さん、
枝野さんはドアノブに手をかけていて反対の手はAの腕を掴んでいる…一方Aは抵抗していた

見ただけで無理やり連れ込んだってわかる。
この感じ見てて店員は止めなかったのかよ…

と思いながらもAをこっちに引き寄せる。

エイト「次Aに手ぇ出したら…覚えとけよ？」

俺はそう言ってAとホテルを出る

エイト「大丈夫？」

「あ、ありがとうございます」

エイト「なんで枝野さんと居た？枝野さんは美尊さんの婚約者でしょ」

「枝野さんに美尊にプレゼントを渡したいけど決まらないって言われて一緒に決めて欲しいって言われて…」

エイト「そっか…」

「エイトさんがあそこに居てくれてよかった…あっ！お、女の人置いてきちゃいましたか？」

エイト「あぁ、俺1人だったから大丈夫」

「えっ！？、1人で？」

エイト「なんで1人で居たかはパーティでわかるよ…楽しみにしてな」

「えぇ、」

エイト「さ、帰るか。」

そう言ってAを家まで送り届ける。
Aの家はさすがと言っていいほどでかくて並木グループのパーティ会場の何倍もある。

「本当にありがとうございました。」

Aは最後まで丁寧にお礼を言うと家の中に入って行く。

Aが家に入ったのを確認すると俺も家に帰った。

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