キスで私は落ちる【山崎賢人】

28話 ページ28

エイトサイド

俺は朝起きてすぐさま前働いていた店に行く。

入ってみると男が女の仮装して踊ってる。
やけにギラギラしたところで変な音楽流して…やっぱここ変だな。

ナルキッソスの雰囲気が良かったせいか前までいた店の雰囲気がものすごく変に感じる

ホスト「あれ？セブンじゃん」

ホスト「出禁になったやつが何の用だ」

エイト「小暮いさ子ってしらねぇか？俺の客にいたはずだ」

ホスト「それは誰から寝とった客だ」

あー、そんなこともやってたな。
教えてくれはなさそうだな。

そう思って帰ろうか迷ってると後ろから何度も聞いたことある声が聞こえてきた

和馬「エイトさん？」

エイト「和馬」

和馬「うーわっ、お久しぶりっす」

和馬と握手をして屋上に移動する。

和馬はナルキッソスに働く予定だろ？
なら、ボディーガード頼めばいいじゃねぇか…

そう思いながら移動する。

屋上について頼んでみると切ないって話し始めた。

女は俺が好きでって…愛なんか信じるから寂しさも倍になるんだろ。

愛なんて上っ面だけの存在。
信じたら絶対自分が悲しくなるだけだろ。


そう思っているとふとAのことを思い出した

Aは愛を信じたから悲しかったんじゃねぇか？
1回目は泣いてた。

あんな男にAは傷つけられたのか…そう思うとなんだか胸がざわついた。

無言になって考えていると和馬が話しかけてきた

和馬「…わかりました」

エイト「やってくれるのか？」

和馬「いいっすよ」

俺は和馬に交渉できたので帰ることとする、
あとはイブまで待つだけだ。

100億の女…あと、A

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