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｢クリスマスか…｣
とは言ってもイブの今日この家にいるのは私だけ。
なぜなら今日はみんなでお仕事だから。
キラキラ輝くクリスマスツリーを眺めながら考える
｢わかってるんだけどな…｣
ｸｩｰﾝ
｢…寂しいよね…笑｣
親しい友達も片手で数えるほどしかいない私にとって
クリぼっちは毎度のこと
それでも
｢美味しい物食べよっか！｣
そう言ってみんなの子達にいつもよりちょっと贅沢なご飯をあげる
むしゃむしゃと頬張る姿がなんとも愛らしくて
今年のクリスマスはほっこりするような…
きっとみんなは夜遅くに帰ってくるだろうから
それまでにプレゼントを買って
ご飯を用意して
飾り付けとかしちゃう？
なんて考えていた
のに
ふっかごめん。今日先輩からお誘いがあってお家にお邪魔することになったから帰るの遅くなる❗️先寝て❗️
Aわかった!失礼のないように楽しんできて!
ふっかありがとう❗️
なんて
「浮かれてた私が馬鹿みたい。」
今年もクリぼっち確定
1人でいると何もやる気が起きなくて
クリスマスイブだというのに軽い食事で済ませてしまおうという思考になる。
「プレゼントだけは買ってこなきゃ」
なんて重い腰を上げて
いざ！出発！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「買いに来たはいいけど何買ったらいいか全然わからない」
男の人は消耗品がいいっていうけど
みんな持ってそうだし
物をあげたところで迷惑だろうし
高い物を9人分って考えると結構きついし
どうしよ。
「お花じゃダメかな。」
なんて目に入った色鮮やかな花に惹かれた
結局9人分の小さな花束を買って
「これだけじゃな…なんかクリスマスっぽい…」
優柔不断の私にとって9人分は相当悩む
「もういっそのことタオルでいいか。」
なんて考えになり
ちょっとだけお高いタオル屋さんに行き
シンプルなタオルに
それぞれのメンバーカラーのイニシャルと雪の結晶を刺繍してもらった。
「意外とかわいいじゃん。ボロボロになったら捨てればいいんだし。そこまで使ってくれるかわからないけど。」
なんて呟きながらみんなの子達が待つ家に帰った
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スノ姫 - いいね…シェアハウス。多々、女1人で男ばかりの居る中、家の持ち主とし大家さんをしていくって何だかあれだけど…続き待ってます。 (2021年12月12日 16時) (
レス) @page10 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2021年12月4日 23時
