大人な彼女は可愛い紅一点 II

懐かれる ページ10

ｽﾘｽﾘ



「！」



キッシンの撮影でわんちゃんとメンバーが休憩時間に戯れているのを見ていると



飼い主さんと共に寄ってきた全身黒色のわんちゃん





飼「すみません」




「いえいえ、ふふ笑可愛い」




ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ




ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ




「ん〜！くすぐったい笑」




飼「あっ！」




「大丈夫ですよ。人懐っこいんですね」^ ^




飼「そうなんです。でもここまで懐いてるのは珍しいかも」




「そうなんですか！？嬉しい」



「でもめめも結構懐かれてる感じでしたよね」




飼「はい笑なんかこの子お二人のことが好きみたいで…」



「そうなんですね笑…あっめめー！」




目「ん？」




「ちょっときて」




目「どうしたの？」




「この子めめと私が好きなんだって」




目「やっぱり？笑さっきの撮影でもチューされたし」




「あれは完全にめめが落としにいったでしょ笑」





目「いや、負けらんねぇと思って」





「いや、何と戦ってるの笑」




なんて話していると




ﾄﾝ!




と私の肩に前足が乗ってきて




「っ！びっくりした笑」




目「Aを横取りするなって笑」




「絶対違う笑」




目「可愛い奴だな〜」




ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ




ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ




目「ふふ笑」




「めめも好きだって笑」




ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ




「！」




目「やっぱりAか。」




「ふふ笑」




それから飼い主さんにお礼を言って撮影に戻った




目「あんな懐かれるなんてなんかフェロモンでも出てんのかな？」




「めめは出てるかもね。わんちゃん飼ってるし。」




目「そう言う問題？笑」




目「ってか、A気づいた？」




「何が？」




目「間接キス」




「！？めめってそんなこと言うタイプじゃないでしょ？変なものでも食べた？//」




目「ふっはは笑照れちゃって笑」





「うるさい。//」




目「可愛い。」




「黙って！//」



と手でめめの口を塞いだ



　
目「！？」




「めめ少し黙って。」




目「ﾄﾞｷｯ」




「間接キスとか言うけど、あれは間接キスなの？間接キスってこういうもんじゃないの？」



とAは人差し指を自分の唇に当て、そのまま俺の唇に触れた。




目「マジでずるい。//」



「…ふふ笑いつまでも目黒に負けてらんないからね。私もやられっぱなしじゃないから」




目「…破壊力ハンパな//」




「さ！切り替え切り替え〜！めめ行くよ」




目「…うん/」




呼び方も雰囲気も全部にﾄﾞｷｯとして上手で大人なAを見た気がした。

駄菓子→←震え

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す