2話 ページ42
貴方side
ﾌﾗﾝｷｰ「壊れた時、その音波が
おめぇらに当たっちまったのかもしれねぇ」
ｿﾞﾛ「どうすんだ！！戻んのか！？」
ﾌﾗﾝｷｰ「一時的に反転させてるだけだ、じき戻る」
『じゃあ、戻るまではこのままか…』
まぁ生活し辛くなる事はあんまり無いだろうけど…
問題はゾロだ…結構大変だろうな
ｳｿｯﾌﾟ「にしてもよゾロ…お前身長縮んだか？」
ｿﾞﾛ「筋肉も落ちてやがる…刀が重く感じるな」
ﾛﾋﾞﾝ「Aはどう？」
『僕はそこまで支障は無いと思うけど…
1番大変なのはゾロだろうね、ファイト〜！』
ｿﾞﾛ「Aお前…！他人事みてぇに…！！」
ﾅﾐ「驚いた、アンタ女になったら可愛いのね」
ｿﾞﾛ「余計なお世話だ！！！」
ﾅﾐ「その服、サイズ合わないでしょ？
はいこれ！さっさと着替える！！」
僕もナミに同感する…
ナミやロビンにも引けを取らないんじゃないかな
…2人にオモチャにされてるけど…
ポニーテールで纏められた長い緑髪…
タンクトップから伸びる、白くて細い腕
長い脚は短パンを履いていて、とてもよく映える…
『…ゾロ、すごく似合ってると思うけど？』
ｿﾞﾛ「お前斬るぞ！！！
誰が好き好んでこんなモン着るか！！！」
『可愛いよ？ゾロちゃん？』ﾆｺｯ
ｿﾞﾛ「Aお前許さねぇ…！！！」
勃発寸前の喧嘩はナミの拳が僕の頭へ落ち終結
ゾロが女だから手を上げないって事かよ…
かく言う僕も、ナミとロビンからのお達しで
サンジの服を借りて着ることになった
ｻﾝｼﾞ「俺よりでけぇのがなんか腹立つ」
『元々１センチしか変わんないよ』
ｻﾝｼﾞ「スーツばっかだけどいいのか？」
『ナミがスーツ以外、断固認めないとさ…
僕のこれを見て何の得がある事やら…』
ｻﾝｼﾞ「お前それ自分で鏡見てからの発言か？
大抵の人間が聞いたら泣くぞ？そのセリフ」
『そうなのかな？なんでもいいけど…
サンジ以外常識人はいないし、助かった
サンジの好きなように着飾っていいよ』
ｻﾝｼﾞ「任せろ、Aの魅力を全面に引き出す
最高のコーディネートにしてやるよ…！！」
『流石、よろしく！』
サンジのスーツは多種多様で、
柄から生地から色合いまで1つ1つ拘っていた
一流コックともなれば身につける物も拘るのか…
僕も剣士として身につける物も考えようかな…
なんてことを考えながら、服を受け取った
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年4月5日 1時
