8話 ページ40
Noside
ﾙｼｪ「か、いへい…？」
『そうだ…！君なら…勇敢な海兵になれるさ…！！
立派になって…！僕を捕まえに来いよ…！！』
ﾙｼｪ「！！」
ウソップの顔が有り得ないと物語る
敵に塩を送るやつがあるか…！！
ましてや、海兵になれと…！？正気かこいつ…と
『覚えとけ…！ルシェ！リシャール・D・A…
懸賞金6億2千万ベリーの…
"鮮血の剣士A"はこの僕だ！！
君が…いつか海兵になって、捕まえに来る日まで…
僕は強くなり続ける！！
それまでは、その気持ち…忘れんなよ…？
こんな大剣豪様捕まえた日にゃ…
ルシェ…君は世界の
ﾙｼｪ「…！…っ！！待ってろ…！！
リシャール・D・Aっ…！！！」
カラカラと笑いながら、片腕を上げる…
それだけで、彼には宣戦布告が伝わっていた…
ﾙｼｪ「母さん…親父…俺、海軍入るよ…！」
ｿﾞﾛ「お前はアホかぁ！！」ﾎﾞｶﾞｯ！
『痛っ！！…今は殴らないで…
ちゃ、いはいれす…はんひはん…』
(痛いです…サンジさん…)
ｻﾝｼﾞ「んっとに！！！心配したんだぞ！？」ﾍﾞｼｯ
ｿﾞﾛ「こんなボロボロになりやがって！！！」ﾎﾞｶｯ
ｳｿｯﾌﾟ「…お前らの攻撃の方が痛そうだけど…」
歩きながらサンジのデコピンと
ゾロの裏拳ツッコミを喰らうA…
だが、コイツらのデコピンとツッコミは
ウソップの言う通り、もはや打撃と化しているが…
『痛いって！ウソップ助けて！！』
ｳｿｯﾌﾟ「ちょ！俺ん所来るなぁ〜！！」
ｻﾝｼﾞ/ｿﾞﾛ「「どけウソップ！！」」
ｳｿｯﾌﾟ「俺かよ！？」
あれだけの痛みを伴いながら、
楽しそうな笑顔を浮かべて攻撃を受けるA…
『コイツらが、いなかったら
ミホークさんと戦った日に、燃え尽きただろうな…
目指すものが消えて、立ち尽くしただろう…』ﾎﾞｿｯ
ｳｿｯﾌﾟ「？なんか言ったか？」
『…ウソップ、ゾロ、サンジ、ありがと…
早く、皆の所に戻ろ！』
ｻﾝｼﾞ/ｿﾞﾛ「「Aを待ってたんだろ！！」」
『まぁいいじゃん、ほら！行こ！
サンジ…今日の夕飯、シチューリクエスト！』
ｿﾞﾛ「待てコラぁ！！走んなお前！！」ﾀﾞｯ
ｳｿｯﾌﾟ「て言うゾロも全力だし…！」ﾀﾞｯ
ｻﾝｼﾞ「マジ世話のやけるプリンセスだな…！」ﾀﾞｯ
この後4人で戻り、
ナミから拳を喰らったのは言うまでもない…
Fin…
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年4月5日 1時
