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目の前にはたくさんの食べ物と、デザート。
初めて見る料理もありじーっと見つめてしまう。
今まではほぼ「わしょく」というものを食べていたからだ。
…あれ、どうやって食べるのかな?
お箸を使って食べるのかな?
見ているだけでも楽しくお腹がいっぱいになりそうだ。
家入「食べたいもの食べな」
「おかね…」
家入「あー、気にしないでいいよ。五条が払ってくれるから。ん、ほらピザ食べてみる?
あー違う違う。手で持って食べんの。ん、そう上手」
さっき気になっていた食べ物は「ピザ」というらしく、手で食べるらしい。
少し熱くて手が痛いけれども我慢。
恐る恐る口に運ぶ。
はむっと食べると今まで食べたことがない味が口の中に広がった。
本でほっぺたが落ちるという表現を見たことがあるが、まさにこの事だと思った。
「…美味しい…っ!硝子ちゃん、これ美味しいね…!」
家入「良かったね。ほらもっと食べな」
取り敢えず全部食べれるか分からなかったから硝子ちゃんに半分に切ってもらった。とても美味しくあっという間に食べてしまった。
すると、
夏油「Aちゃん、このパスタも食べてみる?とても美味しいよ」
と夏油さんが言った。
パスタ…?これもまた聞いたことの無い料理だった。
細長く箸でも食べやすそうだ。
「蕎麦みたい…」
夏油「ふふ、そうだね。麺は似ているね。でもちょっと違うんだよ」
はい、と夏油さんは(たしか)フォークをパスタにまきつけ私の口の前に持ってきた。
どうすればいいか分からず少し困り夏油さんの顔を見てみるとにっこりと微笑んでいた。
夏油「はい」
このまま食べろということだろう。
私はおずおずと口を開きパスタを食べた。
これもまたとても美味しかった。
夏油「美味しい?」
私は大きく頷いた。
夏油「それは良かった……い"っ!
……硝子、脛を蹴らないでくれ。痛いだろ」
家入「はあ?私のAにあーんなんかしたからだろ。このクズ」
夏油「羨ましいからって手を出すのは良くないよ硝子」
家入「お前に反転術式もう使わないから」
夏油「タバコワンカートン」
家入「許す」
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みかん飴(プロフ) - うさぎを必死に覚えようとしている夢主ちゃんにノックアウトして思わずコメントを、、、いつも楽しく読ませて貰っています!無理しない程度に更新頑張ってください!! (2020年12月4日 22時) (レス) id: 692c18fb1a (このIDを非表示/違反報告)
蒼空麗(プロフ) - 最高です・・・!最高・・・†┏┛墓┗┓† (2020年11月22日 14時) (レス) id: 276da92bd9 (このIDを非表示/違反報告)
らぴ(プロフ) - kazu-mochiさん» 感想ありがとうございます(TT)面白いと言って貰えてとても嬉しいです!更新速度はとてもゆっくりですが最後まで閲覧して下さると嬉しいです。kazu様もお体には気をつけてください。 (2020年11月15日 22時) (レス) id: 3bce2f1a09 (このIDを非表示/違反報告)
シズク - めちゃくちゃ面白いです!!!!一気読みしちゃいました!更新楽しみに待ってます! (2020年11月14日 23時) (レス) id: 71a40c346c (このIDを非表示/違反報告)
kazu-mochi(プロフ) - 夏油さんの小説初めて読ませて頂きました!設定がしっかりしていてとても面白いです!これからも体調などには気をつけて下さいね。応援してます!! (2020年11月14日 11時) (レス) id: 2505b4e935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぴ | 作成日時:2020年11月12日 20時