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なんで、なんでそんなに顔真っ赤なの？
怒ってる？照れてる？どっち！？
いやまさか、名前呼ばれたぐらいであの二口くんが照れるわけがない。
ならば……怒っているのか。
嘘、もしかしてわたし…
「イントネーション違った？」
二口「は？」
「ゴメン……それは怒るよね…ホントごめん。
最後が強い感じ？？」
堅治の、んを強く言うのか。なるほど。
でもなんか外国人っぽいなぁ。
もしかして二口くんのご両親は外国の方なのかな。
でもハーフとかには見えないし…
二口「はははは…っ！」
「え？」
お腹を抱えて盛大に笑いだした二口くん。
え、さっきまで怒ってたのになんで？？
感情変わりすぎじゃない？
二口「なんだよそれ…っ！！イントネーションが違うって…！そんなんだけで怒んねえよ！…ははっ！無理死ぬ…！」
机をバンバンと手で叩く二口くん。
おぉ…痛そうだよ二口くんそれ
「いやでも、二口くん…じゃなかった堅治くん怒ってたでしょ…？」
二口「怒ってねえよ」
「え、じゃあ…………照れてた？」
私がそう聞くと、二口くんは私の耳元で
二口「どうだろうな？」
と言った。
「ひっ」
私は驚いて立ち上がってしまった。
こういうことをサラッとやる二口くんは恐ろしい。
人気者って怖い！！！！
私はこれから二口くんの彼女役としてやっていけるのだろうか。
こんなことで驚いていたら身が持たない気がする
当の本人は余裕そうな感じだし………さっきの照れてた(？)のも演技かもしれない
「え二口くんすご」
二口「いや何がだよ。あと堅治、な」
「あ！ごめん…やっぱり慣れない」
二口「そろそろ時間だし、会議室行こうぜ」
ちらっと時計を見ると10分だった。
私完全的に忘れてたけど二口くんと実行委員になったんだった……
二口くんは何故か私に手を差し出す
えーと……え？
何かが欲しいってことなのかな
あ、資料かな。
「ふた…堅治くんまだ資料見てなかったよね。ごめん。はい」
二口「いや違ぇよ！！！」
「？？」
二口「…どこまで鈍感なわけ？…いや恋愛したこと無かったのか…いやそうだよな…分かるわけねえか」
ブツブツと小さい声でなにか言っている。
私また…何かやらかした？
二口「手だよ、手！」
「手？」
私は二口くんの手に自分の手を重ねる
すると二口くんは私の手を握った
え？え？ちょっとまって！！！！
「手を繋ぐってこと！？」
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ぬん - 早く読みたい！！！がんばってください！ (2020年6月8日 0時) (
レス) id: a1b0716c34 (このIDを非表示/違反報告)
らぴ(プロフ) - きつねさん» コメントありがとうございます(TT)そう言ってもらえてとても嬉しいです！！更新速度はとても遅いですが気長に待って頂けると嬉しいです。 (2020年4月12日 23時) (レス) id: 3bce2f1a09 (このIDを非表示/違反報告)
きつね - コメント失礼します！この小説すごくキュンキュンしました！！二口はかっこいい、、、、推しをこんなかっこよくしてくれてありがとうございます！（？）主さんの二口すごく素敵です！これからも楽しみにしてます！！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 83bac206de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぴ | 作成日時：2020年3月24日 21時
