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お母さん。お父さん。ピンチです助けて下さい。


「え〜じゃあ、文化祭の実行委員はAと二口な。よろしく。早く帰ろよ〜」


クラスの人気者と文化祭の実行委員になってしまいました。

クジ引きで決めたとしても約40分の2の確率。
しかもあの、人気者の二口くんと。

『え、いいなあ〜〜』

『二口くんと一緒ならわたしがやる〜!』

なんて言葉が聞こえてくる。
どうそどうぞ!変わるよ全然!
もう私から土下座して変わって欲しい。


「かわる…」

変わるよそう言おうとした時、

二口「決まったもんはやろーぜA」

二口くんが被せてきた。
え、なに嫌がらせ?

まあ当然クラスの人気者の圧力に勝てるわけがなく、


「う、うん」

頷くしかなかった。


二口「早速今日の帰り会議だってさ」

「何時から?」

二口「15時40分」

「そっか。ならまだ時間あるね」


こんな些細な会話するだけなのに緊張してしまう。
目すら合わせられない。気が付けばもう周りに人は居なかった。
みんな帰るの早すぎませんか…ねえ
私は先生から預けられた(強制的)資料に目を通すことにした。

それなら話さなくて済む。


二口「Aは文化祭で何やりたいとかあんの?」


なんで話しかけてくるんですか!?!?
こっちは話したくないのに!!


「あ、いや特にはないかな…」


ハイ、会話終了!!!


二口「ふ〜ん。なあ、彼氏は居んの?」

「は、はい!?!?」


予想外の質問に思いっきり声を出してしまった。
何を聞き出そうとしてるんだ…二口くんは


二口「ははっ!なんでそんなに驚いてんの?」

「いや、急に…二口くんがそんなこと言うから…」

二口「で、居んの?」

「居るわけないです。フリーですフリー」


…なんでわたしクラスの人気者とこんな会話してるのほんとに。


二口「じゃあ、好きな奴は?」


もうさっきからなんなの!?わたしの恋愛事情なんか絶対興味無いでしょ?


「いません」


好きな人なんて居ない。てか人を好きになった事がない。
恋愛なんて小・中と無縁過ぎたから。


二口「へ〜居ると思ってた」

「なんで…居ないよ。恋した事ないし」


その一言によって、私の今後の生活が変わってしまった。


二口「……付き合ってやろうか?」

「え??」

二口「恋、したことないんだろ?」


ゴメン。なんでそんな思考回路になるの?

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設定タグ:ハイキュー , 二口堅治   
作品ジャンル:アニメ
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ぬん - 早く読みたい!!!がんばってください! (2020年6月8日 0時) (レス) id: a1b0716c34 (このIDを非表示/違反報告)
らぴ(プロフ) - きつねさん» コメントありがとうございます(TT)そう言ってもらえてとても嬉しいです!!更新速度はとても遅いですが気長に待って頂けると嬉しいです。 (2020年4月12日 23時) (レス) id: 3bce2f1a09 (このIDを非表示/違反報告)
きつね - コメント失礼します!この小説すごくキュンキュンしました!!二口はかっこいい、、、、推しをこんなかっこよくしてくれてありがとうございます!(?)主さんの二口すごく素敵です!これからも楽しみにしてます!! (2020年4月11日 23時) (レス) id: 83bac206de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らぴ | 作成日時:2020年3月24日 21時

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