黒 の 彼 女 ６

・３ 枚 目 ページ44

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Prrrr...Prrrr...


深澤「 ん、っ…だれ？ 」


夢の世界へ旅立っていた頃
頭の所に置いていた携帯がいきなり鳴りだした

サバサバした目の状態で
画面をスライドさせ名前を見ず電話に出た


深澤「 もしも〜し、…？ 」


寝起き満開の声で話しかけるも応答はなし

誰だ？と思い画面を見てみれば…


深澤「 …A、？ 」


"渡辺A" と書かれていた

もう一度耳に当て声をかけてみると


『 ごめん、起こした？ 』


申し訳なさそうな声が聞こえた

俺は寝起きだったけど
大丈夫だよ。と声をかけ次の言葉を待った


『 ……ふっか、28歳の誕生日おめでとう 』

深澤「 えっ 」

『 えっ？今日じゃない？ 』

深澤「 まって、もうそんな日付なの？ 」


再び画面を見て、日付を見れば
"5月5日(火)"と書かれており

事務所の先輩や後輩、たちからたくさんのメッセージが来ていた


『 こんな時期だから、直接会えなくてお祝いできないのがなんか嫌でさ
電話でお祝いしたいな、って……迷惑だったよね、ごめん 』

深澤「 いいよ
その気持ち俺もすごいわかるからさ 」


結成８周年を１０人で直接顔を合わせてお祝いできないこと

それが悔しくて、嫌で
ビデオ通話を１０人でずっとしていた


深澤「 A、ありがとう 」

『 ……蓮には内緒にしてね？ 』

深澤「 ん？なにを？ 」


『 たつくん、だいすき！ 』


深澤「 えっ… 」


フリーズしてる間に、無理矢理切られた電話

ティロン。という音が鳴り我に返る
いま、……


深澤「 たつくん、って言った…！！！ 」

深澤「 たつくんって言ったよな？な？な？ 」


嬉しくて、ゲーセンで取りまくった中でもお気に入りのぬいぐるみに話しかける

ぎゅーっと抱きしめドタバタ暴れる


深澤「 ………やばい、やばすぎる 」


俺は暫く、ぬいぐるみを抱きしめながら余韻に浸った


２８歳いいスタートを切れましたとさ









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ふっかさぁぁぁあん！！！！
28歳誕生日おめでとうございます☺♡
第2の自担と言っていいほど深澤辰哉さんには湧きまくりです。(え)

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タ ン ジ ョ ウ ビ «雪紫»

https://privatter.net/p/5829439


誕生日STORY更新致しました！

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