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それから、照くんも帰ってきて
30分だけ休憩を長引かせてもらった
『 迷惑かけてすいませんでした 』
スタッフさんや、カメラマンさんたちに頭を下げる
ホントだよ。なんて返ってくるかなと思ってたのに……。
「 俺らも無理させるような欲望ばっか言ってごめんね 」
「 Aちゃんだけの責任じゃないから、ね？ 」
撮影が押してるのにも関わらず優しく声をかけてくださる皆さん
その優しさにポロポロと涙が零れていった
「 さ、！あと15分ぐらいゆっくり休んで？
ぱぱっと撮影終わらして帰ろ 」
『 はいっ！ 』
残りの15分は、ふっかの膝枕で仮眠を取らさせてもらった
起きた頃に、足痺れた〜！と騒ぐふっかに肩パンしたのは内緒ね？
照「 わっ、すげぇ！ 」
深澤「 見てみて！ 」
5歳差と4歳差って凄く薄いようで分厚い壁
本当は私から破らないといけないんだろうけど
絶対に向こうから先に破ってきてくれる
甘えなきゃいけない時に甘えられない私
そんな私を十分に理解してくれていて
私はこの人たちから離れられないな。とつくづく感じる
『 …ありがとう 』
まだ怠さと痒さがあるけど、私は精一杯撮影を楽しんだ
「「『 ありがとうございました！ 』」」
ようやく終わった撮影
予定してた時刻よりも2時間ほど押してしまっていて罪悪感が再び襲ってくる
そんな私に気づいたのか頭の上に大きな手が…
照「 よく頑張った 」
『 っ、照くん 』
深澤「 さすが俺らの姫だな 」
『 ふっかっ、！ 』
ふたりの声が暖かく心に響いて、涙がポロポロと溢れる
慌てる様子もなく、泣き虫。と言って涙を拭ってくれる照くん
大丈夫。と言葉では言ってこないけど体温で伝わるように背中を摩ってくれるふっか
本当にこのメンバーに会えて私は良かったよ
『 ありがとう 』
深澤「 どういたしまして 」
照「 さーてっ！駐車場にでも行きますか！ 」
照くんの声で、肩を並べて駐車場へと歩く
フラフラ歩く私をおぶってくれた照くん
そんな様子をカメラに抑えるふっか
なんか私たちって…
深澤「 俺ら家族みてぇ笑 」
『 えっ 』
深澤「 ん？ 」
『 ……私もいま、思ってた 』
深澤「 え笑 」
照「 これはこれは奇遇、俺も思ってた 」
深澤「 ……気持ち悪 」
照「 おい 」
思いが通じ合えるだけでもこんなに嬉しいんだね
しんどさなんて忘れて照くんにおぶられていたら
駐車場に見覚えのある車が止まっていた
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倖(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！ありがとうございます！頑張ります！美紀さんも、お気おつけてください(><) (2020年4月29日 1時) (
レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
倖(プロフ) - しーちゃんさん» 大変長らくお待たせしてすいません！(><)リクエストありがとうございます！ご期待通りなってなかったらすいません(><)またのリクエストお待ちしております！！ (2020年4月29日 1時) (レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - 倖さん» 了解です！ありがとうございます！！ (2020年4月27日 9時) (レス) id: d246ccb617 (このIDを非表示/違反報告)
倖(プロフ) - 日向さん» 初めまして！ありがとうございます！https://uranai.nosv.org/u.php/novel/yuki090095/ こちらのリンク先となっております！！コピーもしくは入力をしてもらえれば出てくると思います！ (2020年4月27日 2時) (レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいてます！ところで、裏シリーズのページとはどの作品でしょうか、教えていただいたきたいです！ (2020年4月27日 1時) (レス) id: d246ccb617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倖
| 作成日時：2020年4月5日 0時
