敵か味方か ページ7
RUMの特徴…確か…
屈強な大男、女のような男、年老いた老人……
これらが全て影武者で、彼女が本物のRUMなのか？
でも、あの人、凄く動揺していた………
それに、なんとなくだけど、敵じゃない感じがした…… これも、彼女の術にはまっているのか？
と、一人他人事のように考えながらも、阿笠邸にたどり着いた。
「博士ーっ！灰原いるか？」
新たな発明品を開発すべく机へと向かっていた博士は、手を止めて、
「おぉ、哀くんなら…」
そう言いかけてキッチンを見ると、丁度そこには灰原の姿が。
「何？騒がしいわね。」
ふあぁ、とあくびをもらす灰原に、コナンは本題を切り出す。
「灰原、RUMのことなんだけど…
『RUM』の名前を口にすると、灰原は一気に真剣な表情になる。
…いるかもしれねーんだ、この町に。」
そう言い切ると、ただ…と続きを口にする。
「その人は、女の人で、確かに両目の色は違っていたけど…敵じゃねー感じがするんだ………」
灰原の顔が驚愕の色に染まる。
「江戸川くん、本気で言ってるの！？
もし、その人がRUMなら、江戸川くん、あなたはもうRUMの手中に陥っているわ。」
震える声で灰原はコナンに詰め寄った。
「雰囲気だけで判断するなんて、そんなことしちゃいけないわ！敵の目は、いつどこで光っているか分からないのよ？」
先入観に囚われてはいけない、という言葉が、コナンの頭の中で繰り返される。
「はぁ、とにかく、用心しろってことね。」
再び、キッチンへと戻って行く灰原。
残されたコナンは、一人呟いていた。
「敵なのか？味方なのか？」
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう - あと約一ヶ月でゼロの執行人公開しますね！超楽しみです！ (2018年3月20日 21時) (
レス) id: adda87380c (このIDを非表示/違反報告)
スノー(プロフ) - 愛流さん» やっぱり萩原さんも警察学校時代の仲間でしたか…ご指摘ありがとうございます！ (2017年12月3日 17時) (レス) id: 565cacfa1e (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 萩原さんはいないのでしょうか？ …>_<… (2017年12月3日 12時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃アゲハ(プロフ) - �△鬚�願いします！ (2017年10月10日 17時) (レス) id: 281bb05c26 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - �△�いいです！ (2017年10月10日 7時) (レス) id: a8b7ed9872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノー | 作成日時：2017年3月10日 23時
