ひかりへ ページ44
「驚いた？」
くるりと振り向いて見上げると、神妙な顔をしている4人と目が合った。
「バカだよね、零も。
"私が" 勝手に飛び降りてできた傷なのに。」
「Aッ…」
松田がスッ、とAの頬に手を添えた。
「なんで、泣いてるんだ？」
知らない間に、Aは涙を流していた。
「ずっと、ずっと知らなかった…
…っ零が、苦しんでいたなんて
気づかなかった！気づけなかった！
"同情" なんて、いらないっ…」
4人は無言で耳を傾けている。
松田が再びAの頬に手を伸ばすと、力いっぱい引っ張った。
何するのっ、と言いかけるよりも早く怒声が響いた。
「アホかっ！！
降谷が、本当に同情でAのことを守っていたと思うか！？
少なくとも降谷はなぁ…っ」
そこで言葉を止めた。
「少なくとも零は…？」
Aは聞き返すも、松田は続きを口にしない。
ふっ、と上を見上げ、
「本人に直接聞いてこい。
Aの思い、全部ぶつけてこいよ！」
と、ある一点を指差した。
そこに、光がみえた。
Aの身体は、その光に包まれるようにして、頭上にある大きな穴に吸い込まれていく。
「っありがとう！」
とっさに一言叫ぶと、それを合図にふわりと揺られ、Aの意識は途絶えた。
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ゆう - あと約一ヶ月でゼロの執行人公開しますね！超楽しみです！ (2018年3月20日 21時) (
レス) id: adda87380c (このIDを非表示/違反報告)
スノー(プロフ) - 愛流さん» やっぱり萩原さんも警察学校時代の仲間でしたか…ご指摘ありがとうございます！ (2017年12月3日 17時) (レス) id: 565cacfa1e (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 萩原さんはいないのでしょうか？ …>_<… (2017年12月3日 12時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃アゲハ(プロフ) - �△鬚�願いします！ (2017年10月10日 17時) (レス) id: 281bb05c26 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - �△�いいです！ (2017年10月10日 7時) (レス) id: a8b7ed9872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノー | 作成日時：2017年3月10日 23時
