もろく儚く ページ41
Aは昔から、強かった。
だけど同時に、弱くもあった。
儚く散る桜の様に、ふっと触れたら消えてしまいそうで。
幼い頃の自分には、それがとても怖かった。
Aを守りたい、という気持ちは、気づいたら恋心に変わっていた。
だけどそれは、許されないこと。
命の保証もない自分たちの間に、そんな感情を入れることは出来ない。
望月に想いを告げられた時、驚くと同時に尊敬もした。
あぁこいつは、はっきり自分を相手にぶつけられるんだな、と。
Aのことを言われるのは、正直想定外だったけれど。
"同情" なんかじゃない。 もっと最低な、"恋愛感情" だ。
あんな傷を負わせて、つらい思いも沢山させて。
それならせめて、Aの側で見守らせて。
「何があっても守る」 そう決めていたのに。
再び悲劇が起こってしまった。
まだ、Aには伝えられてないことがたくさんあるんだ。
『どうか、生きて…』
ただそれだけを、祈っていた。
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ゆう - あと約一ヶ月でゼロの執行人公開しますね！超楽しみです！ (2018年3月20日 21時) (
レス) id: adda87380c (このIDを非表示/違反報告)
スノー(プロフ) - 愛流さん» やっぱり萩原さんも警察学校時代の仲間でしたか…ご指摘ありがとうございます！ (2017年12月3日 17時) (レス) id: 565cacfa1e (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 萩原さんはいないのでしょうか？ …>_<… (2017年12月3日 12時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃アゲハ(プロフ) - �△鬚�願いします！ (2017年10月10日 17時) (レス) id: 281bb05c26 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - �△�いいです！ (2017年10月10日 7時) (レス) id: a8b7ed9872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノー | 作成日時：2017年3月10日 23時
