No.1 いつもの朝 ページ2
「姫さま〜！！姫さまったら〜！！！
起きてくださいまし！！」
いつものように起きないあたしにいつものよう
にセシルが大きな声をだして呼びかける。
「〜ん、もうちょっとくらい寝かせてよ〜」
「姫さま！！もう８時２０分ですよっ！！
遅刻なさいます！
ただでさえ進級も危ないと言われてい・・・」
「ギャっ！！８時２０分〜〜〜！！？？
やばい〜〜！！！
今日遅刻したら当分席替えなしなんだっ！！
みんなに迷惑かけちゃう〜〜〜」
あたしはドタバタとしたくをする。
セシルがテキパキとあたしの身支度を手伝って
くれたから、５分後にはあたしは銀の城の門の
前にいた。
「姫さま〜〜！！朝食は・・・」
「そんなの食べてる暇な〜いっ！！
いってきま〜すっ！！」
「いってらっしゃいませ」
城の門番に見送られ、あたしはあわただしく
学校へとほうきをはしらせた。
「はぁはぁ・・・ま、まにあっだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」
あたしはあやうく交通事故をおこしそうに
なったくらいのスピードで飛んだため、
ぎりぎりに学校に着いた。
「お前、また寝坊かぁ？」
後ろから聞きなれた嫌味な声がきこえてくる。
「なんだ、またアンタか・・・
チトセっだって遅刻ぎりぎりじゃない！！」
「なんだとはなんだっ！！
オレには正当な理由が・・・」
「どうせまた、お兄さんたちに目覚まし時計
とめられたんでしょ！？」
あたしが不敵に笑うとチトセはたじろいだ。
「っ！ていうか、早く行かないと
また遅刻するぞっ！
オレ、初対面の奴らの前でなんか恥かきたく
ねぇ〜」
「えっ！？初対面・・・？？」
あたしは何のことだろうと首をかしげる。
そんなあたしに
「はっ！！！？？？お前まさか・・・
忘れたのか！！？？？」
とチトセは素っとんきょんな声をあげる。
あたしが口を開こうとした瞬間、
『ゴォーン、ゴォーン』
鐘が無情にも鳴り響いた。
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革ベルト
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あずきいろ
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フルーツ&本大好き女子 - 何回読んでも面白いです。 (2020年7月12日 1時) (
レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
セイラ←（本当だy（＾ω＾） - 面白いかったよ (2020年3月23日 17時) (レス) id: 36f03a2793 (このIDを非表示/違反報告)
☆カイマリ☆ - めっちゃ続き、気になるぅ〜！ 私、カイくん大大大好きなのぉ！ カイくんの活躍、期待してるよぉ！ 頑張ってねぇ！！！！ (2019年10月12日 12時) (レス) id: 1b2b6bd18f (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナル作品では無いため、オリジナルフラグを外して下さい。 (2018年6月9日 20時) (レス) id: c37c40c56d (このIDを非表示/違反報告)
月白(プロフ) - この作品は二次創作に分類される作品ですのでオリジナルフラグをはずしてください。 (2017年6月6日 14時) (レス) id: 86ba02c6f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆*:杏樹:*☆ | 作成日時：2012年8月21日 10時
