だいさんじゅうよん ページ36
会場は多くの人が集まってた。
やっぱりミスコンは盛り上がるよねぇ。
最初に出てきたのは1年生で
Ｂ組の拳藤さん。すごい勢いで板を割ってたな...
それをみて
｢かっこよ...｣
って呟いたらミリオが聞こえてたらしくすごい顔でこっち見てきた。
通形｢！？(女の子に先を越されてしまったよね...)｣
次に出てきたのは例年の宿敵の絢爛崎さん。やっぱりド派手だった。
昨日の夜ねじれと話した後メッセージアプリでねじれにメッセージをおくった。
去年はねじれは派手さで勝負を挑んだ。
でも派手さは絢爛崎さんの良さだ。
ねじれはねじれの良さがあるよ
それをみんなにみせてあげて！！！
ねじれの番だ
やっぱりねじれを信じてよかった。
｢さすが、ねじれ｣ニコ
ねじれを見て笑うと目が合ってねじれもわらってくれた。
波動｢(通形たちみんな驚いてる。不思議。Aありがとう。)｣
えり｢あのふわ〜って飛んだお姉さんきれいだった！！あとね、おおきなお顔のお姉さんもすごかった！。｣
｢うん...そうだね！｣
えりちゃんが興奮したように一生懸命話してくれるのを私たちはうんうんと楽しく聞いた。
ねじれもすごくよかったし、えりちゃんも楽しんでくれてよかったほんとに。
4人で歩いていて、いずくがパンフレットを広げながら
緑谷｢えりちゃんどこか行きたいとこある？｣
と聞いてえりちゃんは
えり｢うーん...いっぱいあってえらべないや。｣
と迷っていた。
いずくも成長したなぁ...
ミリオ｢歩いてって寄りたいところがあったらいってね！｣
するといずくが手をえりちゃんに出し
緑谷｢エリちゃん、迷子になるといけないから手を繋ごうか｣
というとえりちゃんはいずくの手をじっと見つめた
緑谷｢...あっ！ごめんね！怖かったかなっ？｣
といい手を引っ込めようとしたらえりちゃんが両手で手を掴んだ
えり｢怖くないよっ...やさしかったから...｣
と小さく呟いた。
｢んふふ、じゃあ反対の手は私と繋いでくれる？｣
というとえりちゃんは
えり｢うん！｣
と頷いてくれた
ミリオ｢じゃあオレはAと繋ごうかな！｣
｢え〜...しょうがないなぁ｣
といいつつ結構嬉しい私。
えりちゃんとも繋げてミリオとも繋げていずくもいて家族になった気分。
いずくと目を合わせて息を合わせてえりちゃんを浮かせた。
えりちゃんはうれしそうにきゃあといいながらピョンッと飛んだ。
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作者名：俺シカさん | 作者ホームページ：http://kaminot0826
作成日時：2018年2月3日 21時
